2011. 02. 09  
さて、昨日までは、今の子供達に「ラグビー」をさせることの難しさを述べてきたが、それだけでは「出来ない理由」を探しただけになり、「現実の問題解決」にならない。

ならば、[私が推奨する解決策]を、今の「兵庫県」を例にとって話をすれば、兵庫県には今「ラグビースクール」に属している子供が「1500人以上」いる。しかし公立の中学校には、「ラグビー部」がない。
その代わり私立の中学校には、例えば関西学院や、報徳学園など中学校、高校と連続して「ラグビー部がある」環境になっている。

そこで、この多くのラグビースクール生が居ることを最大活用し、但し全員に「草のグランド」と「正しいラグビーを教えられるコーチ」を確保するのが難しいと思われるので、スクール生全員を「玉石混淆」の形でやるのじゃなく、
「①小学生の低学年及び、ラグビーそのもので、将来トップリーガーになることへの興味のない小学生は、あらゆる遊び、或いは簡易スポーツを通じて
人間形成を目指す・グループ」と、
「②本人自身の意志で、将来ともラグビートップリーガーを目指し、なおかつ
1500人の中で40~60人ほどに選抜された小学校5~6年生グループ」に明確に分割して、運営する。

①のグループは、「キャンプ生活、昆虫採取、動物愛護活動、野菜つくり」など、自然と親しむ中で、生き物とのふれあい、団体生活の経験などを通じて人間形成に役立たせる
また確保できた環境により、それにあった「遊びやスポーツ」を行う。
例えば、「土のグランドや広場なら、鬼ごっこ、ソフトボール、サッカー、タグラグビー」「体育館なら、器械体操、バレーボール、バスケットボール」「道場を確保出来たなら、柔道、剣道、相撲」などなど、「指導」はそれらの経験のある父兄が中心になって、用具などもそこそこのもので、本格的にまではいかなくても、「ケガなく」「楽しく」但し「そのスポーツの本質、楽しさ」は理解できるように導き、身体つくりと人間形成に役立たせる。

②のグループは、行政、地域ラグビー協会との連携を図り「芝生のグランドを確保」、また「ラグビーを正しく教えられるコーチを数人確保」そして、ラグビーを中学校以上でやれるように、「身体つくりの方法」(年令にあった食生活とトレーニング方法)
「ラグビーをやるのに必要な基礎体力のつくり方」
「ラグビーの基本姿勢と動作」それから
「ラグビーのルールとラグビーをやる上での倫理観」

などをしっかり指導する。

要するに、安全に遊ばせるところがなくてラグビースクールに来ている子供には、それにあったことをして貰う。その中で、小学5~6年生になって、本人がラグビーを将来ともやりたいと熱望した子供、それでなお且つ選抜した子供だけに、「正しくラグビーをやれる準備をさせる」
このように、各県数十人の一チームをつくることは、すぐにでも、実行可能ではないか?


関連記事
スポンサーサイト
NEXT Entry
②:子供にラグビーをどう教える?
NEW Topics
ドラマのような日々
朝ドラに号泣!
㊿:ラグビージャパンの足跡
㊾:ラグビージャパンの足跡
サンウルブズ最終戦に勝利
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

最新トラックバック
カテゴリ
検索フォーム
QRコード
QR