2011. 02. 23  
さて、「スタート(ポイントからSHがSOに放る形)」で、ゴールラインにまっすぐ走れるようになったら、これをさらにグランド全域で認識できるように、練習してみよう。

すなわち、自陣コーナーフラッグから、斜め前の敵陣コーナーフラッグまで、
3~5mゴールラインに直角に走り、今度は身体は前を向いたまま足を交叉させて、真横に(ゴールラインに平行に)走る、そして3~5m走れば、また
まっすぐ走る、いわゆる「ジグザグ走」をグランドいっぱい使ってやる。
そうすると、ゴールラインに直角、平行という感覚が養われる筈である。
そして、この走り方は、とりもなおさず、敵ディフェンスの外側を抜く「カットアウト」の走り方である。

そして今度は、まっすぐより(ゴールに直角より)30度斜めの方向に走り
(通常BKラインでやると知らず知らず走ってしまう角度)、そこから「まっすぐに立て直す」走り方を、これもグランドの斜めいっぱいを使ってやってみる。
これは、自分が少し斜めに走っているのを察知して、まっすぐに立て直すことにより、敵ディフェンスの内側を抜く場合の、「カットイン」の走り方である。

このように、「なぜまっすぐ走れなければならないのか?」というのは、これが「ラグビーにおけるランニングの基本であるからである」

そして、これを自覚することにより、敵を意図を持って抜く、ずらすことが出来るようになるのである。
さらに、まっすぐに走ることの利点は、「最短距離である」
「まっすぐに走って居れば180度変化出来る」
「敵ディフェンスをコースで殺すことが出来る」
「スロ―フォワードかどうかがわかり、スロ―フォワードパスを止めることが出来る」
など、利点が一杯あり、特にBKプレーヤーには必須のスキルであり、今迄してなかったBKは、「成り行き」でしかプレーしていなかったということになる。

逆に、まっすぐを自覚出来れば、敵がどの方向に走っているかも感知でき、ディフェンスにおいても、意図を持って追い込むことが出来る。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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