2011. 03. 25  
さて「まっすぐ走る」から、「③:どのように意図をもって走るか」まで、書いて来たが、多くの指導者は、「こんなことはわかっていますよ、しかし今の若者に、こんな『基礎練習』をやらせる時間がないし、やらせても、すぐ飽きちゃって無理」と考えていると思う。

また、そこで「イヤイヤこれは重要だから、何年間か懸けても良いからやって行かねば、、、」と考える指導者も居ると思う。

すなわち、ここが「指導者の腕のみせどころ」なのである。私は、その指導者の考え方を尊重し、或いは、 いかなる考え方であっても、それにあうようにアドバイスしているが、ここでも指導者が自チームの環境、状況を熟考して「どうしたいのか?」「自チームではどう出来るのか?」ということについて、「明確な意図」をもって進まなければ、プレーヤーに確固たるアドバイスのしようがないということなのである。

たとえば、部員が沢山いて、グランドも何時でも練習出来る環境にあれば、
こういう基礎練習を「1年生」の時の必修スキルとして時間をかけてやらしておく、ということができるであろう。
しかし、そんな良い環境じゃなくて、部員が少ない、或いは、グランドが毎日確保出来ないなど、練習の環境が厳しいところでは、とてもじゃないが、この基礎練習に時間を割くことが出来ない。そんな場合には、自チームにあった違った形でアプローチをしないといけないということになる。

そして、「あらゆる商売のコツは、顧客第一」と同じで、「指導者にとっては、プレーヤーに『その気になってもらう』ということを第一に考えねばならない」
ことを、実際の面で「どうして行くのか?」を考えねばならない。

それと、今回このように書いて行っても、上記の覚悟がない人、或いはそのようなことを考えることが出来ない指導者には、私のこのような話は、「猫に小判」の話なのである。
以上、自チームのい状況が一番分かり、考えられるのは、指導者自身、よく考えて対処しよう。

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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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