2011. 03. 28  
春の全国高校ラグビー選抜大会は、東北地区の高校が出場が出来ないこともあって、中止となった。
しかし、選抜大会に向けて行われていた近畿の予選大会で、大変嬉しいことがあった。というのは、ご存知の11年前、私が現場に戻って最初に押しかけアドバイスした京都成章高校が、昨27日に、大阪の常翔学園を25-21で破って、初優勝をした。準決勝で、今まで春には勝てなかった東海大仰星をも撃破してのことであり、素晴らしいことである。

選手は勿論のこと、監督以下、スタッフの頑張りに敬意を表したい。
京都では、11年前にアドバイスしたその年に、前年度全国優勝の伏見工に勝ち、全国大会に初出場、その後、伏見には5勝4敗と勝ち越して来ていたが、全国大会では、3年前に準々決勝で御所工と3-0のディフェンスゲームをしてベスト8、一昨年ようやくベスト4まで進出したが、京都以外では、優勝に届かなかった。そういう意味で、今回強豪ひしめく近畿大会で優勝できた
ことは、また一段階上がったということであり、確実に上がってきたとは言え、思えば長い道のりであった。

もう一つ、京都成章高の素晴らしいのは、グランドが狭いためにラグビーのグランド一面がとれない、また、野球、陸上ほかとの共用である為、グランドを使用出来るのが週3~4日という環境のなかで、その練習内容が、大変効率よく工夫されていることである。
何週かに一度、練習メニューが決まると、それを生徒中心に、休みなくサッサとキビキビとやりこなす。ここまでに、しつけて行ったスタッフの努力は大変なものだと思われるが、逆にこういう環境だから、工夫せざるを得ないというところもあるかもしれない。
同様のことは、静岡の聖光学院についてもあり、必死に工夫をしている。

下の写真は、岡山県西粟倉村の自然薯である。その太さに驚かされるが、なぜこのように逞しくなるかというと、この地方の土壌には、ところどころ障害物があって、それと戦いながら成長するからだとか?
やはり、人間も乗り越えるべき障害物があってこそ、それを乗り越える力が出る。
今回の震災も、乗り越えるべき試練が与えられたと前向きに考えて、みんなで立ち向かいたいものである。


自然薯
関連記事
スポンサーサイト
NEXT Entry
⑤:どのように意図をもって走らせるか?
NEW Topics
ドラマのような日々
朝ドラに号泣!
㊿:ラグビージャパンの足跡
㊾:ラグビージャパンの足跡
サンウルブズ最終戦に勝利
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

最新トラックバック
カテゴリ
検索フォーム
QRコード
QR