2011. 03. 29  
先週は、意図をもって走る際の「基本」について話したが、自チームの練習環境から、そんな基本練習に多くの時間を割くことが出来ない場合に、「指導者は考えろ」といっても、なかなか難しいと思うので、若干ヒントになるようなことを書いてみよう。

要するに、基本プレーをジェネラルな形でやっていても、今のプレーヤーは、実際のゲームで、そのムーブをどのシチュエーションで使うか?ということとを結びつけるのが、不得意である。ましてや、2人以上で連携プレーをするなんて土壌がないプレーヤーに、「一声かけ」で基本連携プレーをやれと言っても、出来るわけがない。

ならば、どうするのか?  基本プレーを、ジェネラルな形で覚えさせてから、
チームのムーブに取り入れるのではなくて、それとまったく逆の発想で、チームのムーブに連携プレーを織り込んだものを、2~3種類決めて、そのムーブそのものを反復練習することによって、基本プレーを習得させてしまうというのは如何?

たとえば、前回は「SOがの動きをした際、1CTBが外側まったく同じ動きのの動きをして連動し、外を抜く」というように、「同じ動きで抜く、ずらす」としたが、

              (SOの動き)     (1CTBの動き)

②        ③   、①→②→③   、①→②→③ 
              
              、①→③      、①→③
  
①        ④   、①→④→③   、①→④→③


今度は、動きの組み合わせを変えて「SOがの動きをした際に、1CTBが外側での動きをして連動し、内を抜く」などのことが考えられる。

、SOが①からスタート、まっすぐ走って②で対面をつり、ボールが
   きた時に横に動いて③でもらい、そのまま横走り、1CTBが
   の動きで、敵ディフェンスに接近、立て直して内側を抜くコースを
   とる瞬間の③に平行パスをして、敵の内側を抜く

などのムーブを、自チームがやるべきムーブとして採用すれば如何?ということである。但し、こういったことをやる場合に、考えておかねばならないことがある。それについては、また明日、、、

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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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