2011. 03. 30  
昨日、問題として出した「考えておかねばならないこと」の一つは、基礎練習を飛ばしてやっているわけだから、このムーブをただ一つの「サイン」だとしてやらせると、なんとなく、その「形」だけをなぞろうとしている内に、自分がやり易いように、「勝手な動きになってしまうこと」である。
故に、基本の動きを正確に出来るように徹底することが重要なのである。

それから、二つ目は「これらのムーブのタイミングを、二つ以上ある組み合わせをやらせること」を考える指導者が、居ることである。
基礎プレーであっても、今のプレーヤーに一つでも「連携してタイミングを合わすということは難しい」のに、二つ以上のタイミングを組み合わせることは、より難しく、ちょっと球出しが狂えば、出来なくなってしまう。
故に、シンプルに一つのタイミングの組み合わせで勝負する、力強いものにするべきである。

そして、最後の三つ目は、これだけ正確にやろうとしても、今のプレーヤーは
「ミスをする」場合が多い。故に、このミスをチャンスに出来るよう、あらかじめ「ミス処理班」を設置しておくことである。
すなわち、1CTBで勝負するなら、ブラインドウィング・BWと2CTBが、両側から寄り、サポートさせることである。
これは、すなわち、アタック側が勝負をするところを決め、そこに先にサポートすることにより、アタック側の優位を確実に実践していく為にも、大変重要なことである。

このように、「横井の推奨策」は必ず失敗も織り込み済みで、さらにそれをチャンスにまでしてしまえるように、考えているのである。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で
17キャップ(キャップ対象が少なかった)

1968年オールブラックス・ジュニアに勝利

1970年以降5シーズン代表主将(歴代最長)

1973年英仏遠征、日本ラグビー初の海外
テストマッチ、世界最強のウェールズと対戦
上の写真は、その時の幻のトライ

2000年現場へ戻り、100数チームを指導

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