2011. 03. 31  
さあ、今迄説明した来たことで、二人で連携してやれる、いくつもの「ムーブ」を組み立てることが出来るはずである。本来なら、こういう道筋を踏んでやっていけるのがベストであり、出来るチームはそれでやって欲しいものである。しかし、実際には、そうはうまくいかないというのが、私がいままで50チーム以上にアドバイスして来ての感想である。

何が難しいかというと、「こういうことがうまく行くまで、プレーヤーにその気にさせて、反復練習させ続けること」である。第一の方法の「基礎プレーをきっちりやる方法」では、根気が続かなく、また、第二の、「チームムーブに取り入れてやると、基礎のところが正確性を欠き、うまく出来ないものだから、嫌気がさしてしまって、無理」ということになることが多い。
故に、こういう連携プレーをドンドン進化させて、もっともっと「接近」させたところで行なうという「接近プレー」までには、とてもじゃないが、進めないというのが実情である。

そこで私が、もっとシンプルに「接近」の方の仕掛けを先につくって、「抜くずらす」方法はないだろうかと考えたのが、昨年の7月29日のブログで、既に示唆していたやり方である。

<こんなポジションを考えて、どう動かすか考えれば如何?>


                   ⑮


⑪         ⑩     ⑫     ⑬      ⑭
    
    ⑨
    □
    ⑨

         ⑩
     ⑪        ⑫     ⑬     ⑭                     
                     ⑮
                       


すなわち、手前のアタック側が、浅く、狭い第一次攻撃ラインをひき、たとえば、⑩のSOが、の動きでアタックとディフェンスを接近させている間に、⑪、⑫、⑬が前に出て来て、横一線に並ぶ、そうすると、ディフェンス側は、⑩が何時パスするか、誰にパスするか分からないので、前へ出ることが出来ず、止まらざるを得ない。
その時に、⑩から3人のうちのスペースに走り込めそうな一人にパスをすれば、必ず抜く、或いはずらす、最悪突っかけることが出来るはずであり、他の二人が、すぐサポートに行けるはずである。

ということで、簡単に「接近」を具現出来るのでは、ないだろうか?

    
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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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