2011. 06. 06  
チームのモチベーションアップについて、クダクダと書いたが、文章にしてしまうと、どうしてもこうなる。但し実際には、こんな
悠長なことでは、とてもじゃないが、アップしないだろう。

すなわち、ラグビーという刻々変化するゲームにおいて、その状況を的確に判断し、15人が一致団結して行動したいと思わせるなんてことは、「こういう時は、こうしろ」「この場合はこうやれ」なんて、すべて準備出来るわけがない。
だからと言って、すべて状況に応じてやれと言うと、チームとして一致団結した効率的なゲームマネージメントが出来ない。
この二つの要求を満足させるには、勝つという目標達成のための「時系列、地域別に、 シンプルなゲームマネージメント」という「」を作り、それを遂行しても、うまくいかなかったら、チームとして「これだけは出来るだろう」という『戻れるところ』をつくって訓練しておき、そこに戻るということが出来るようにしておく、というのはどうだろう。

要するに、プレーヤーが、 簡単に理解できて、 シーズンまでに、「努力すれば出来る」という精選されたものをミスなく出来るように練習し、シーズン中のゲームの際にも、「これは絶対出来る」というものが準備出来れば、あとはそれを実行するだけで、何の迷いもなく「やり抜ける」ということを感じさせれば、良いのではないか?

とにかく、プレーヤーが「こうすれば勝てる!と思うことが出来る」というものを、準備することが最重要。この「出来る」という思いが、モチベーションアップにつながるのではないか?

こんな時に、「これもやれ、あれもやれ」「サインは10数種類から選べ」なんてやっていれば、出来るわけがない。だけど多くはそうなっている、要するに「自分達が出来るかなと思っていることを恐るおそるやって失敗し、自信をなくしていって自滅する」即ち「身の丈にあったラグビーをしないで、負ける」ということが多いのではないのか?

今一度、よく点検して貰いたいものである。
シンプル・イズ・ベスト」でありますぞ!!!



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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で
17キャップ(キャップ対象が少なかった)

1968年オールブラックス・ジュニアに勝利

1970年以降5シーズン代表主将(歴代最長)

1973年英仏遠征、日本ラグビー初の海外
テストマッチ、世界最強のウェールズと対戦
上の写真は、その時の幻のトライ

2000年現場へ戻り、100数チームを指導

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