2011. 06. 14  
先週末から、大学の練習ゲームや有料試合のゲームなどを見たり、ビデオをチェックしたりしているが、私があれだけ「危惧」を表明したり、啓蒙したりしているにも関わらず、危惧していたとおり「どのチームも自陣から展開の成り行きゲーム」を繰り広げており、「どっちがミスが多くて負けるか、という自滅ゲーム」ばかりを見せつけられ、本当にがっかりしている。

その一方で、先日も紹介した「BYB」のプレーヤーから、以下のような感想が寄せられて来た。

<敵陣までキックを中心とした攻撃で優位にゲームを進められています。敵陣ゴール前ではショートパントからワンチャンスでトライを取ることもできました。
一方、他のチームは大外に無理やり回すことも多くゲインラインを切れないケースが多かったので、近場で堅実に回す攻撃の有効性を実感しました>

それぞれに考え方があり、なかなか現実を受け入れられないのもわかるが、あまりにも「やりたいということと、出来るということは違う」ということや、また「やりたいことを出来るようにするには、どういう練習をすれば良いのか」ということがわからない、
プレーヤーや、指導者が多いことに愕然とする。

先日も、笑い話のような「泣き笑いの話」をテレビでやっていたが、ちょっと紹介すると、、、

いまどき珍しく三世代が同居している家庭で、小学校低学年のが、ペットショップで「可愛いトカゲ」を見かけて「どうしても飼いたい」と思った。そこで「緊急家族会議」が招集され、孫は「トカゲの世話は全部自分がする」「トカゲを買うお金は、今後二年間の自分へのお年玉などの『こづかい』をあててもらう」と、両親にも、祖父母にも、迫真の勢いで目に一杯涙を浮かべて懇願したという、本当に泣かせる話であった。
そこまで言うならと、両親、祖父母も納得、ペットショップ店員に「トカゲ」を持って来させ「飼い方」の説明をさせたところ、大問題が発生したのである。それは、「トカゲのエサの一番良いのは、生きたコオロギをやる」ことであった。ところが残念なことに、この孫は「虫が大嫌いで、どうしてもコオロギを掴むことが出来なかったのである。何度も挑戦したが、掴むことが出来ず、断念。
結局、「トカゲを飼う」という話には、ならなっかったのである。

最近のラグビー事情を見ていると、こんな話も笑っていられない感じがする。
2019年にはワールドカップが日本で開かれようとしているのに、「日本オリジナルなラグビーの創造」「どのようにゲームを創って行き、勝つのか」に向かわないで、どのチームも、「何が自チームで出来るか」も考えないで、いま流行しているからと、みんな同じの「成り行きラグビー」ばっかりやっている。
この国にラグビーの発展はあるのか?

このブログを続けるのもになってくる、今日この頃である。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で
17キャップ(キャップ対象が少なかった)

1968年オールブラックス・ジュニアに勝利

1970年以降5シーズン代表主将(歴代最長)

1973年英仏遠征、日本ラグビー初の海外
テストマッチ、世界最強のウェールズと対戦
上の写真は、その時の幻のトライ

2000年現場へ戻り、100数チームを指導

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