2011. 07. 04  
7月2日、パシフィック・ネイションズの、ジャパン対サモア戦
が行われた。
そのゲームのスタッズは以下のとおり。前回のチャリティマッチの際のジャパンとも見比べて下さい。

        ジャパン                  サモア         
         15         スコア         34
          2         トライ           4
          1       コンバージョン       4
          1         PG            2
         6/ 11     ラインアウト        5/6 
          6        ペナルティ        15
         15       タックルミス         8
         12      ハンドリングエラー      9

以上のごとく、タックルミスが敵より約2倍というのと、アタックでのミス多さが、主な敗因、特に私が常々言っている「ゲームの入りが悪く」開始早々から敵のアタックを様子見して、「上半身にタックルする」という間違いを犯して、なんなくトライされるという失態を演じた。

だいたい、一国の代表が、地元でのゲームの最初に、「さあー来いやーと、受けて立つ」とは、どういうことか?ゲームの最初から、100%を出さないなんて、、、
しかし残念ながら、彼らばかりを責められない、いま日本のほとんどのチームが、こういう傾向があり、以前、ゲーム前の「気合い入れ」はパフォーマンスで、ひとつも「気合い」が入っていないと指摘した所以であり、日本代表といえど、そうして来た者の
」がすぐ直るわけがなく、また外人コーチがそれを「どうすれば直せるのか」、を理解しているわけがない。「侍の心」の本を、いくら読んだかて、それだけで今の「日本の若者の」を、直せるわけがないのである。
まじかに迫った2011年のラグビーワールドカップ、残念ながら、このゲームを見る限り、あまり期待できそうにないというのが、私の感想である。

2019年の日本開催に向けた「日本独自のラグビー創造」の実現を急ぐために、早期対策「まずディフェンスをかためてロースコアに抑え、それ以上の得点を、予想される少ないボール獲得率の状況でも、トライを確実にとる戦略、戦術を身につける」ことを、早急に進めるべきと感じるこの頃である。
いま日本で流行している「全アタックの撃ち合い」では、海外の強豪に勝てるわけがないのである。

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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で
17キャップ(キャップ対象が少なかった)

1968年オールブラックス・ジュニアに勝利

1970年以降5シーズン代表主将(歴代最長)

1973年英仏遠征、日本ラグビー初の海外
テストマッチ、世界最強のウェールズと対戦
上の写真は、その時の幻のトライ

2000年現場へ戻り、100数チームを指導

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