2011. 07. 16  
このテーマに対して、次のような「やりとり」がありました。

<Hコーチ:おっしゃることには100%賛成ですが、誰が「その気のある子と、そうでない子」の2グループに、分ければよいでしょうか?
子供達の将来に完全には責任を負い切れないコーチの独断?
ラグビーをしたことのない保護者?
あるいはまだ、ラグビーがどんなスポーツかを完全に理解していない子どもたち自身?いかがでしょうか?

横井回答:そりゃ当然、本人に希望させるのです。
どんな小さな子でも、本人の意思で決めさせることこそが、重要なのです。そして、そのための練習を明確にわける、そしてやらせてみて、本人がまた判断する。
即ち、そこで「やる気」を再確認すればよいのではないでしょうか?そうすると、皆遊びの方に行く?それはそれではっきりしてよいのでは、、、
だから私は、ラグビーはある程度成長した人がやるべきスポーツと言っているように、「ラグビーがどんなスポーツかを完全に理解していない子供には、やらせない方が良い」と言っているのです。また「やる気を起こさせることを全員に向けてやることは非効率、やる気のある子供にだけ、正しく教えれば如何?」と言っているのです。

<Hコーチ:ありがとうございます。おっしゃるとおりですね。
自分の考えも少し整理できました、ありがとうございました。申し遅れましたが、いつも含蓄のあるブログを楽しみに拝見させていただくとともに、大いに活用させていただいているつもり(?)です。今後も勉強させていただきます。

<タグおじさん: 読ませていただきましたが、いったいどこの『タグラグビー』を観て判断されたのかをお聞きしたいものです。
少なくとも平成14年度から全国に先駆けて学校体育の選択科目に採用し10年後の現在352校中250校以上が採用している横浜市ではありえないことです。少なくともチームでトライを取りに行くことが大原則で行われています。男の子だけでその学校やスクールの上手な子ばかりを集めても横浜の大会では決して優勝できないし、勝つことも出来ません。全国大会7回中4回を制しているのは足の遅い、球技の苦手だった女子ですよ。
つまらない話かもしれませんが、横浜の書店で毎月2冊しか置いていない『ラグビーマガジン』、タグラグビーの普及が進んで以降、12冊置いてあります。これも普及ではないでしょうか?
子供達は『タグラグビー』と『ラグビー』の線引きをしません。当たり前のようにラグビーを始めます。差別、線引きをするのはタグラグビーにかかわりの薄い大人ばかりです。生意気のようですが、私が13年間タグラグビーに関わってきた意見です。昨年度で10万人以上の子供達に『タグラグビー』つまり楕円球を知ってもらいました

横井回答:そりゃ、結構ですねー。それで、お願いですが、あの「タグ」をもう少し低い位置につけるということは出来ないのでしょうか?ラグビーをやるには、「低い姿勢が出来る」というのが大事なことなので、そこを改善出来れば、将来ラグビーをやる際に役立つのですが、、、また、一人で走り切らないよう、「抜けても3m以上一人で走らない」といったことを、ルールに盛り込んで貰うというのは如何?などなど、将来の15人制ラグビーに有益な改善を検討頂けると、より結構なんですが、、、


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タグラグビーとラグビー
まず、『低い姿勢をとらせるために』タグを低い位置につけるのは?とのことですが、これはタグを取りに行く姿勢をしっかりと指導すれば十分解決できることと思います。タグは相手の腰の位置にあります。ディフェンスプレーヤーの目線を『へそ』つまり腰の位置まで下げて、両手で片方のタグを取るように指導します。へそ位置の姿勢でタックルコースへ入り一歩踏み込んで両手で取るようにします。タグラグビー経験の女子代表選手たちはスクールの選手よりコンタクトの経験は少ないですが、いいタイミングで痛いタックルに入ることが出来ています。
次に足の速い選手だけが走り過ぎないようにとのことですが、前述のことも含め、多くのチームがアタックの練習に偏り、ディフェンスの練習がおろそかになっているのが見受けられます。ディフェンスが整備されれば、足の速い男の子でもそう簡単に独走は出来ません。そして、ディフェンスを練習することは安全性を増すことにも繋がります。高い姿勢でタグを取りに行けばお互いの顔や肩などの部分の衝突が起き、怪我をします。また、片手でタグを取りにいけば相手の体に『手』がぶつかった時に突き指や亀裂骨折などの事故も起きます。両手で取りに行けば、相手が急にコースを変えてぶつかってきても前方にある両手で防ぐことが出来ます。
男の子に指導していることですが、『目の前に敵がいる時に無理に抜き去ろうとせずに敵を引き付けて、タグを取られずにパスをすること、タグを取られていないから直ぐにフォローにつけるからトライを取る確立が増える。』というようにです。
Re: タグラグビーとラグビー
今後のブログ記事を参照方、、、
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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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