2011. 07. 31  
こんな、コメントがありました。

<Y氏コメント:初めまして。以前からブログ読まさせていただいております。わたしは、とある医学部の大学のラグビー部のもので、今年五年生で副将をつとめております。
上にたつ者として、怒ることは無害で無意味だと思いますか? 特に、監督や指導者がいない環境では、我々幹部が、 ある程度怒る必要もあるのか? それとも、みんなで追い込もうだったり、出しきろうという雰囲気の方が、いいのでしょうか?

横井回答:ラグビーは「全人格を磨き」、その上で全知全能を駆使して行こなうもの。故に、「医学部大学生として」また、「医学部ラグビー部員として」の「守るべき規則ルール」を規定する必要があるでしょう。そして、それを遵守するための「組織」をも創設する必要があると思います。
要するに、主将、副将、主務、副務だけでは、最近手間のかかる多くの部員を束ねていくことは無理であり、日頃の生活を見守る
風紀委員?」、身体つくりを見守る「フィジカル委員?」ラグビー現場で選手を追い込む「学生コーチ?」など、必要な役割分担をきっちり決めて、運営していく必要があるでしょう。
そして、「信賞必罰」も明確ににするため、「誰が何を注意するのか」、或いは例えば「ア、シ、カ、コは全員で注意しあおう」などということも、きっちり決めれば良いのでは、、、

とにかく、ラグビーは競技の上では、一番規制が少ないゲーム。故にこそ「自分を律して、フェアープレーに徹して戦うべきもの」。外人は、負けそうになると、ドンドン「ラフプレー」や「ペナルティプレー」を平気でしてくる。これも、今迄は世界中で、日本人が一番フェアープレー精神が旺盛。しかし、日本でも最近は、核家族化や教育環境の変化で、「怒られる」ということが少なく、「ルールを守る」ということに慣れていない「若者」が多い。今一度、このような「規則」「組織」をしっかりつくり、全員が「フェアー」に出来るようにしたいものですね。

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RE 指導者がいない環境では
20年ほど前に信州大学でプレーしていました
当時の我々は横井さんがおっしゃるように
委員をもうけてとりくんでいました。
技術と競技規則の調査班とフィットネス委員会のストレングス(筋トレ)委員、スピード委員、スタミナ委員。年間と試合直前の食餌、夏場の給水その他の調査班があったきがします。グランド外での渉外、対OB窓口もとても大切(当時の僕はまったく気がつきもしませんでした)です。
察するに、下級生の一部に熱心さの面で問題があると感じてるようですが
2-3年生からドンドン委員に抜擢していってはどうでしょうか?
ひとつの役に年のちがう2人をつけて複数年の任期とすればチーム文化の継続や学業に忙しい時期の負担軽減にも役立つとおもいます。
筋トレマニア、ビデオ分析好き、他のスポーツや稽古事のトレーニングに通じてる者、格闘技経験者、テーピングが上手なのなどなどいろいろな人がいると思いますし、チーム内にいなければ、スピードやキック、タックルなど他の競技の学生/学外にスポットコーチを頼むってのはどうでしょう?意外なリクルートにつながるかもしれません。じもとのレフリーはどうですか?熱心なひとがいませんか?
技術や戦術、戦略にかんしては、情報があふれています。だからこそ取捨選択が重要なのですが、こればかりは年の功で、追う必要のない流行と必然的なプレーの変遷の仕分け、そこからチーム事情に応じての落とし込みとなると、合議制では無理とはいいませんが、時間的な無駄が多い。外部のアドバイザーに頼めるといいのですが…….
ながくなりました
がんばってください
Re: RE 指導者がいない環境では
おっしゃる通りです。貴方よりもっと前の50年前は、各人が自分で考え、いろいろのことを自分でやれたのです。そして、20年前の君達は、ちゃんと役割分担をしてやっていた。しかし、いまの大学の現場では、みんなコーチや、トレーナーなどに言われるままにやる、「指示待ち人間」ばかりになってきたのです。
時代、環境の変化は恐ろしいものです。また、昔やっていたものからすれば、やれるだろうと怒っても、いまの人には「受け入れられない」。だから、現場をよく観察して、「どうすれば出来るようになるのだろう」と考え、「それを理解させて、出来るようにさせていく」という手間をかけないと、昔できたことが出来ないのです。
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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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