2011. 09. 16  
ワールドカップのゲームが放送されていて、いろいろなチームの「ゲームマネージメント」が見られて参考になる。

そんな中で、イングランドアルゼンチンは、両方とも初戦で負けられぬ戦いとなり、双方オーソドックスな戦いぶりで大接戦になった。
さすが、イングランドは、セットプレー重視、地域戦略も考え堅実なゲーム運びをしていた、それに対しアルゼンチンは前回ワールドカップで旋風を巻き起こした力そのままに、元気な姿をみせたが、肝心なところでのミス、また前回正確だったキックのミスもあった。
結局、イングランドがスクラムで圧力をかけて敵のペナルティを誘い、ウィルキンソンにペナルティキックを狙わせたが、これが不調に終り、急遽敵ゴール前でトライを取りに行ったのが功を奏し、
トライをもぎ取って、辛勝した。
以前から、ペナルティゴール優先の外国ラグビーに疑問を投げかけていた「私の指摘」が当たったように思えたのは、買い被り過ぎかな?

もう一つはオーストラリアイタリア、これも前半は6-6の接戦しかし、後半10分過ぎから、オーストラリアが、これもスクラム、ブレークダウンなどの優位から良い球出しをして、「私が常々推奨しているBKプレーそのまま」の、ブラインドウィング投入なども使った「細かくボールをつなぐすれ違いのアタック」で4トライを連取、32-6で快勝した。

そして、両方の戦いとも、結局はセットプレーの優劣、コンタクト力の優位が、ボクシングで言う「ボディブローの圧力のように効いて来て、最後は力尽きるがごとく」差が出てくるのである。

故に、前回ブログにも書いたように、ジャパンがフランスに肉薄したといっても、実際にはかなりの地力の差があり、これを埋めるには、効率的なフィットネスの使い方を考えた戦略戦術
とる必要があると、言っているのである。

なお、 ジャパンと同じBグループの、 カナダトンガのゲームも行なわれ、ジャパンを挟んで世界ランク下位のカナダが、上位のトンガに勝利した。こう見てくると、両チームの地力はジャパンを上回っており、ジャパン勝利への道は険しの感がある。戦略を見直し、頑張ってほしいものである。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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