2011. 11. 01  
もう1ヶ月ほど前になるが、第2回全国中学生ラグビーフットボール大会が、茨城県で行なわれていて、先日テレビで総集編的な映像を放送していたのを、たまたま見た

大会の概要は、中学校チームと、ラグビースクールチームに分かれて、地区別の予選を勝ち抜いて来た8チームが9月18日~19日の二日間、トーナメント方式で順位を決めるというもので、出場チームと順位は以下のとおりとなった模様。
中学生ブロック>
優勝国学院久我山中(東京) 2位:将軍野中(秋田) 3位:石切中(大阪) 4位:城南中(福岡) 5位:藤森中(京都) 6位:高鍋西中(宮崎) 7位:茗渓学園(茨城) 8位:御所中(奈良)
スクールブロック>
優勝春日リトルラガ―(福岡) 2位:伊丹スクール(兵庫)
3位:兵庫県スクール  4位:加古川スクール(兵庫) 5位:長与ヤングラガ―(長崎) 6位:横浜スクール(神奈川) 7位:ドラゴンU15(茨城) 8位:世田谷スクール
さらに、女子7人制ラグビーのエキジビションマッチも行われ、関東選抜優勝した。

この大会は、昨年度から、2019年に向けた普及活動の一環として行われている素晴らしい大会で、「11万人」にまで下がったラグビー人口を、20万人にまで回復させるのが、目標とか。
そして、参加した選手のすべてが、「将来の夢は?」の問いに、
「日本代表になりたい」「オリンピックに出たい」と意欲満々な姿を見せてくれたものであったが、さて、その実効果はあがったのだろうか?

しかし、ちょっと映像を見る限りでは、また15人制ラグビーでは
悪い癖となるようなこと」のオンパレードで、いささか残念に思うこと、しきりであり、以下のような改善は出来ないものだろうか?と私個人の「独断偏見の感想」をもったものである。

やはり、人数は15人制に復活してやって欲しい。足らなきゃ合同チームや、選抜チームでよいのでは、、、
FW第3列がいないと、だいぶん15人制とは違った様相のラグビーになってしまい、15人強化につながらないのでは?
スクラムは、押し合う必要はないが、姿勢くらいは高校生並みに出来る筈であり、膝を折り低い姿勢で背中を水平に保つくらいは、中学生からやらせるべきではないのか?膝も折らずに、突っ立ったまま肩を合わせるだけのままだと、姿勢さえも悪い癖が付いてしまうので、高校で早い時期に、スクラムを組めるように、姿勢だけでもやらせるべきと思う。
ボールをもって走る姿も、腰高片手で持ったままという「悪い癖」が付いていて、結局、味方につなぐことも出来ずに、自己中プレーに熱中し、味方と連携してやるプレーがほとんどない。もっとボールを両手で持って、2人以上でつなぐ連携プレーを伸ばしてほしいもの。
12人制でやっていても、実質動いているのは、ほんの数人で、他はだらだら、右往左往しているだけのチームが多くて、組織的に動いていない。もっと全員で行う組織的戦術を取り入れる必要があるのでは?
 
以上、この大会運営の皆さんには大変申し訳ないが「12人制」は、危険だからとスクラムは押しあわないが、走ってきてぶつかり合うブレークダウン規制なし、結局「ケガが恐くて、恐るおそるやるような気がして」中途半端な感じがしてならない。例えば中学生でも、「最高のスピード、敏捷性を追求する」なら、いっそのこと、タックルのないタッチラグビー」の方が、思いっきりやれるのではないか?また広い視野をもってやれるようにするには、「キック主体のキックゲームのようなものを創りだして、やらせる方が、『地点別戦術の選択』(エリアマネージメントというのは日本語英語のようなので、きっちり日本語で言う方が良いので、今後この言葉を使いたい)の能力を伸ばせるのじゃないか?」
などと、考えてしまったことであった。

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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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