2011. 11. 01  
早速タッチラグビーのルール抜粋を送ってくれたK氏の記事と、タッチラグビーが15人制ラグビーに有益に働くのではと、私に賛同して貰ったタッチラグビー協会O氏文章も、載せておこう。参考にして下さい。
また、タッチラグビーを映像で見たい人は、「国府台女子タッチ
ラグビー部のホームページ」を検索し、覗いてください。

ルール抜粋

(1)グランド
  縦70m以内、横50m以内、ハーフラインラインを引く、
  10mライン(15人制と同様)、ゴール前5mラインを引く

(2)人数、時間
  6名対6名 交代自由 20分ハーフ ハーフタイム5分

(3)ゲーム開始
  キックオフは地面にボールを置いてチョン蹴りではじめます。
  ペナルティも地面に置いてのチョン蹴りで再開。

(4)アタック
  攻撃権は5回、6回目のタッチで交代、タッチは片手でも両手
  でも、また相手にタッチする場所はどこでも構いません。
  (ローカルルールで両手でタッチ?にすると姿勢がよくなる?)
  タッチされたらその場でロールボール(ハンドラック)で股下
   から出します。オーバーランは反則です。

  ロールボールとは:
   ①タッチ後、ボールを地面に置きます。
   ②そのボールを、ひとまたぎします。
   ③後方にボールを残して、ロールボールの完了です。
   ロールボールされたボールを最初に扱うプレイヤー(ハーフ)
   はトライできません。
   ハーフがタッチされたら、攻守交替となります。
   ※ゴール前などでハーフが持ち出して抜けるプレー
    (スクープ)は有効な攻撃手段です。

(5)ディフェンス
  タッチが成立後5mのオフサイドラインが生じます。
  5m下がらないとオフサイドの反則10mバック。

(6)攻守交替
  ロールボールで再開;敵ボールで
  ①ボールトゥグラウンド(ノックオン、パスミスなどプレー中に 
   ボールを落としてしまった場合)
  ②6回目のタッチが行われた場合
   ※オフサイドラインは5m

  タップで再開;敵ペナルティ、マイボールで
   タップとは:地面に置いてチョン蹴り(オフサイドライン10m)
   ペナルティ: ①フォワードパス(スローフォワード)
           ②タッチアンドパス(タッチされた後パスを放る)
           ③オフサイド(5m、10mバックしない)
           ④オフザマーク(タッチされたポイントより
             オーバーランでロールボール)


<追記:O氏文章

タッチ協会のO氏が横井様のブログを拝見し、以下のようにタッチラグビーのユニオンラグビーへの効用を語っております。

ラグビー関係者の方には、誠に申し訳ないのだが、私も同意見で、ラグビーのアップのための「タッチフット」より「タッチラグビー」のほうが、ラグビーのゲームで現実に起こっていることに応用できることが多いと感じている。
「タッチされた人間が(惰性で、)ゲインラインを越えて、その位置からチョンゲリでプレーを再開する」、これが私の知る「タッチフット」でよく行われているプレーであるが、これを実際のラグビーに当てはめてみると、次のようになるのではないか。
☆「タックル(タッチ)されたプレーヤーがゲインラインを越える」…ことはあり得ないと思う。
☆「タックル(タッチ)されたプレーヤーが自分自身でプレーを継続(チョンゲリで再開)」…タックル成立後、ボールを手放し、素早く立ってボールを拾い直さない限り、こういうことは起こり得ない。

「タッチラグビー」の場合、タッチ成立後のプレーとして、ラックに当たる「ロールボール」というプレーにより、プレーの継続が図られるが、このときの状況を説明すると次のようになる。
「タッチされたプレーヤーは、タッチされた位置でロールボール
(ゴールラインに正対し、両足の間からボールを出す)を行い、プレーの継続はロールボール直後のボールを扱うプレーヤー(ダミーハーフ)によって行われる。その際ディフェンスはロールボールの地点より5m後方(自陣側)から行うことになっており、5mより前方にいるプレーヤーはオフサイドプレーヤーとなり、5m後方に下がるまではディフェンスに参加できないことになっている」
タッチされたプレーヤー(タックルドプレーヤー)とラックを形成するプレーヤー(アライビングプレーヤーなど)が同一人物によってなされることは、ラグビーのシチュエーションにはあまりないことであるが、次のような共通点があるのではないかと考える。
☆ロールボール(ラック)のボールさばきはハーフ(役)のプレーヤーによるもので、決してタッチ(タックル)を受けたプレーヤーによってなされているわけではない。
☆密集が形成されないものの、密集(ラック)が形成されたと仮定して、ロールボールの際にディフェンスが下がるべき5mというのは、ロールボールの位置(ボールの出所=攻撃側最後尾:オフサイドライン)に対しての防御側ラック最後尾(防御側オフサイドライン)を規定しているものであると考える。そういうことから、
5m下がり切れないプレーヤーは、ラック周辺でうろうろしているオフサイドプレーヤーであり、そのオフサイドプレーヤーがディフェンスに参加するためには、自分のオフサイドライン後方まで下がらなければならないことは、ラグビープレーヤーの常識でもあるでしょう。
また、ラックに参加するプレーヤーであっても、ラックに参加する場合は、オフサイドラインの後方から参加しなければならないので、オフサイドを適用する理屈はFW・BKに関わらず同じであると考える。

なお、一見アタック側が優遇されているようだが、タッチされたプレーヤーには「タッチ&パス」(タッチされた後にパスをすること)や
「オフ・ザ・マーク」(タッチされた地点より前方でロールボールをすること)などのペナルティが設けられている。
(いずれも、タックル成立後のプレーということで、ラグビーで言うところの「ノット・リリース・ザ・ボール」みたいなものだろうか…)
ともかく、ディフェンス側が不当に、不利益を被らないようなルールも、ちゃんと存在する。

以上、少々、説明がウザくなってしまい恐縮だが、日本ラグビーの伝説的人物による「お墨付き」を頂けたことは、本当にありがたい。これを機に、もっとタッチラグビーが見直されることを期待する。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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