2010. 09. 06  
コーチ、トレーナーの間で、お互いに悪影響を与える練習とは、 例えば、下半身を鍛えるため、昔よくコーチが課していた「うさぎ跳び」や「アヒル歩き」はトレーナーからみて良いのかどうか?(確か最近の若者には悪影響を与えるとの話を聞いたように思うが、今は見直されているのかな?)

また、前にも書いたが、私はタックル出来る肩づくりとして、肩をある程度は堅いものに当って鍛えるべきだと言ったが、高校生の低学年では「肩鎖関節を壊す」とトレーナーに怒られ、それならば、初めはペットボトルに水を入れたもので叩けばと言ったら、それでも、関節が痛いというものが居て、「程度を考えてやれよ」と言い直す始末であった。
以後、こちらが必要とする身体機能の鍛え方を、必ずトレーナーとよく話をして、今の若者でもやらせて大丈夫かを確認してから、勧めるようにしている。

逆に、トレーナーがやっているのをみて、これは直してもらわないと「悪い癖がつく練習」だと、思ったりするのは、アジリティを鍛えるとして、ショートステップをやるのは良いのだが、そのあとスタートダッシュの形をやらせる場合に、1メートルも行かない内に、身体が立ってしまうのを、なにも指摘しないでやらせている。
これは、例えば、セットディフェンスの出足のものとも併用するなら、3~5メートルは、低い姿勢のまま走らせて欲しいのである。

或いは、コンタクトフィットネスを鍛えるものとして、ボールを持ってダミーに当たる練習などをさせているが、高い姿勢で片手で持っているのを見過ごされると、「悪い癖がつくやんけ」となるのである。

また、少しはお遊びの要素も取り入れないとプレーヤーに不評をかうのか、何か身体を鍛えるムーブを5人~10人のチームで競わせたりする。
しかしこれは、あとの4~9人は休んでいるわけだから非効率であり、また、トレーナーから聞いたことがある「脈拍が120以上あがったところで練習しないと、その練習は積みあがらない」というのと、矛盾している。
ラグビー的に言えば、「遅いテンポのゲーム」にもつながってしまう。

以上、このたぐいのことが多々あるので、両者がよく連携して、こういう不具合を出来る限りなくして欲しいものである。

次は、「ゲームの前のアップ」について書こう。
関連記事
スポンサーサイト
NEXT Entry
ゲーム前のアップに工夫を、、、
NEW Topics
ドラマのような日々
朝ドラに号泣!
㊿:ラグビージャパンの足跡
㊾:ラグビージャパンの足跡
サンウルブズ最終戦に勝利
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

最新トラックバック
カテゴリ
検索フォーム
QRコード
QR