2011. 11. 13  
ブログ読者からの「お便り」の続編、、、

<B氏:私自身ラグビーの競技経験はありませんが、息子(現在小6)がラグビースクールにお世話になってから、父親の威厳を保つために勉強を始めました。横井さんのブログと出会った事で、ラグビーへの理解が深まった事に感謝しています。
さて、なぜコメントを書く気になったかというと、以前の記事で最近の若者の基礎体力・姿勢が根本的に昔と違っているというのを拝見していましたが、実感できませんでした。しかしつい先日、息子の練習を見ていてタックルに入る姿勢がひどかった(背中が曲がり、顔は下向き)ので、基本姿勢を教えるつもりで、パワーポジションを取らせたらナント!出来ない。どんな状態かというと、肩幅に足を開いた直立姿勢から、背筋を伸ばした状態で腰を落す事が出来ない。ヒザを曲げる事は出来るのですが、同時に尻が後方に突き出てしまい、いわゆるへっぴり腰の格好になります。伝え方が悪いと思ってイロイロと言い方を変えるのですが、
どうしても出来ませんでした。頭の中は疑問符だらけでしたが、その時に横井さんの記事が浮かんで来て、これが現代病なんだと納得しました。
愚息に対しては、普段の生活時になるべく蹲踞の姿勢を取る事と、ウサギ跳びの姿勢で歩くトレーニングを課しました。長い期間をかけて矯正するしかないと思っています。
ラグビースクールに関わっている者として、良く耳にする言葉として、「タックルは低く入れ!顔は上げろ!背筋は伸ばせ!」がありますが、今回の事件で、子供達はやらないんじゃなくて、出来ない身体の状態なんじゃないか?という思いを強くしました。
出来ない事には理由があって、その理由を指導者が正しく理解する事が、非常に大切なんだと実感しました。そのことに気付く
きっかけを作って頂いた、記事を書いて頂いた横井さんに感謝を伝えたくてコメントしました。ありがとうございました

<横井回答: そうなんです。ようやく分かっていただきましたか?だから、指導者は現場で、よく観察して、「プレーヤーがなぜ、出来ないんだろう」と考え続けないといけないと、私は言っているのです。そして、その気付きから、対策を考えることが出来るのです。
ところで、ウサギ跳びの姿勢で歩くのは、あまり無理させないようにして下さい。成長期の子供には気をつけて下さい。また、そのように難行のようにさせると、訓練になりってしまいますよ。そうじゃなく、遊び感覚の中で、身体が鍛えられるような訓練方法を考えて下さい。
だから私は、タックルのない「タッチラグビー」をさせて、高校生になって、身体出来てから、15人制ラグビーをさせた方が
よいと言っているのです。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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