2011. 11. 15  
先日の「過去の記事12)(13)」でも示したように、現在広く行われているアタックラインについて、プレーヤーは、なぜ疑問を持たないのだろうか?もう少し補足すると、、、

①オープンウィングが、タッチラインぎりぎりにポジショニングしている。ディフェンスする方にとってみれば、最終的には、大外まで攻撃するのがわかり、またウィングの走るコースは、そこから外へは行けないのだから、内へ入ってくるしかないと予想でき、ディフェンスは容易に対応できる。攻める方のウィングからすれば、自分で自分の走るスペースをなくされていることに、なぜ文句を言わないんだろう?
もしも、タッチより内側の5mラインより内にポジショ二ングしていれば、内外の両方に抜くスペースがあり、アタック側に大きなイニシャティブがあるのではなかろうか?
但し、キックパスなどのサインの場合には、タッチラインぎりぎりから追いかけるという選択肢はありと思うが、、、

②「過去の記事」では、ライン間隔が広いとスピンパス中心になり、ストレートパスより遅く、不正確になるのでミスが起こり易い。またパスが遅くフワッーとくるため、ボールを受ける方は、それを内側で捕るとか、外側で捕るとか、変化が出来ないことや、パスの後サポートしないので、孤立をつくることなどを書いたが、故にディフェンス側からすれば、タックルポイントを決めやすく容易にバッチリタックルができる。なぜ、こういう不利なライン攻撃をすることに、プレーヤーは疑問を持たないんだろうか?  

③ライン間隔が長いと、フラットに展開するのは難しく、さらに
最近流行しているのが裏通し、しかし深いラインで裏通しするということは、さらにボールが渡るコースを後ろに下げることになり、またそこからゲインラインに向かって前に進まなければならず、大変非効率ではないか?また、裏通しでパスが後ろにそれるなんてミスが発生した時には、誰がカバーできるのだろうか?

④長く、深いラインで攻めていると、どこかで抜けた場合でも、その抜けたプレーヤーにすぐにはサポート出来ない。また抜けたものは、味方を待つなり、外側に出て来るなりの動きを出来るプレーヤーが少ない。折角抜けてもトライにまで結びつかないのは、もったいない話ではないか?

など、効率的に攻めるには、改善すべきではなかろうか?


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で
17キャップ(キャップ対象が少なかった)

1968年オールブラックス・ジュニアに勝利

1970年以降5シーズン代表主将(歴代最長)

1973年英仏遠征、日本ラグビー初の海外
テストマッチ、世界最強のウェールズと対戦
上の写真は、その時の幻のトライ

2000年現場へ戻り、100数チームを指導

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