2012. 01. 31  
前日の「実際アドバイス」は、だいぶん古いところもあるので、最新版的には、どのようなところに留意しているかも含め、補足しておこう。


3.タックル練習  その1 (肩作り、姿勢作り)については、本当に一人一人の現状を把握してやらさないと、「逆に肩を壊す」ことにもなりかねないので、留意のこと。コンディショニングトレーナーと話が出来るチームは、相談すること。

しかし、この「痛い怖い克服なくして、前へ出てタックルは、絶対に完成しない」ことを、肝に銘じて頑張らせてほしい。
それには、今の若者に、「こっちの方が楽やん、このやりかたの方が得やん」ということを感じさせる「練習方法工夫」(遊びの感覚で楽しくやらせる、小さな成功体験を積ませる、ディフェンスの方を有利な態勢でやる、数を多くしてやるなど)も必須である。

また、この「肩でタックルする」ことが出来れば、アタックでも
肩で当たれる」「ブレークダウンで有利になれる」ことを理解させて、自分で鍛えてやろうという気にさせることも重要である。要するに「本人が、その気にならなければ、絶対やらない」、
上から目線のスパルタ練習は、反感を買うだけであり、信頼関係すらなくす。但し、若者に「迎合せよ」と言っているわけではない。よく理解させて、自分でやれるようにさせるのが、「指導者」である。

4.タックル練習  その2 (2人一組での練習)については、「タックルポイントのつかまえ方」と、「バインドのやり方、はなし方」が重要である。

今の若者のタックル練習では、高い姿勢のまま「ハイ合いました、捕まえました」という、本当にはタックルしない「つもり練習」が多いので、「本当にタックルポイントに入れていたか」が希薄になり易い。これも「肩でタックルポイントをきっちり捕まえる」という練習が必須である。しかし、「手を背中で組んだまま使えないようにし、直接肩で行く練習」をすると、今度は「バインド忘れる」特に、敵がきっちり倒れるまでは、きっちりバインドが必要なのに、最近のノットローラウェイを取られるのを意識してか?バインド浅いプレーヤーが目立つ。
指導者は、今一度、この問題について、自チームの現場で「どうすれば、きっちりバインドして倒せ、どうすれば倒した後に早くバインド解いて、レフリーにアッピール出来るようにするか」、身体の使い方を熟慮して、プレーヤーに完成させる必要がある。

ラグビーというのは、このように「こちらをやれば、こちらが出来ないという矛盾」が一杯ある、これを克服するのがラグビー面白さなのである。それを楽しむ心構えが欲しいもの、、、 

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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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