2010. 09. 17  
一昨年・2008年のトップリーグ開幕戦であった、三洋ーサントリー戦で、ゲームが120回(ペナルティ40回、ハンドリングエラー40回、タッチ等40回)も止まったとの話を「日本のラグビーを考えるⅢ」で書いたが、
先日行われた、サニックスー神戸製鋼戦のスタッズを、書いてみると、、、
  
  サニックス           神戸製鋼
    27     スコア     19
     3     トライ      3
     3   コンバージョン   2
     2     PG        0
    3/7   ラインアウト  11/13
    17  ハンドリングエラー 16
     3   ターンオーバー   6
    26    ペナルティ    25

両軍とも「展開」をテーマに、果敢に攻撃しあった結果であろう、確かにゲームが動いたようには見えるが、内容的には「本当に見応えがあったのだろうか?」

ペナルティ51、ハンドリングエラー33で両方合わせて84というのは、一昨年の40+40の80と比べてみても、ほとんど変わらない数字であり、80分間にタッチなどを加えて120数回止まったというのは、変わりがない。

ペナルティが多いのは、今年のレフリングで「タックルしたあとのナットローラウェイが厳しくみられる」等の影響が出たのだろうが、その分、攻撃側が有利になっているにもかかわらず、ハンドリングエラーは、そんなに少なくなっていないのではないか。
また、それにしてもペナルティ51回というのも、如何に「ベタベタ寝てプレーしているか」ということなのか?

また、何度も言うようだが、「エラーを少なくするゲームの組み立て方が考えられていない」「プレーヤーのボディコントロール、ボールコントロール基本技の稚拙さ」に大きな原因があると思われ、本当にこの対策をしないと、120数回も止まるゲームを見て、面白いわけがない。

指導者、プレーヤー、レフリーの猛省を促したいものである。

ただ先日、私が示唆した「一流でない外人選手は、フィニッシャーかインパクトプレーヤーとして使うべきだ」というとおりに、サニックスが、アタックは強いがディフェンスの弱い・一流ではない「ヘスケス選手」をインパクトプレーヤーで投入し、逆転トライを演出したのは、うなずける。また、彼の「なぜ倒れないのか?」は、研究する必要があるのでは、、、

なお、9月18日~20日は、山梨での「栃木・山梨の高校合同練習」へ指導に行くので、ブログを休ませて貰います。また、質問があれば、コメント欄に、お願いします。よろしく、、、     
関連記事
スポンサーサイト
NEXT Entry
季節部員?
NEW Topics
ドラマのような日々
朝ドラに号泣!
㊿:ラグビージャパンの足跡
㊾:ラグビージャパンの足跡
サンウルブズ最終戦に勝利
Comment
No title
シーズンインして、最近の試合の話題の入った内容が増え、大変楽しみに読ませていただいてます。
ヘスケス選手の攻撃力はすごいですね。なぜ倒れないのか私も大変興味を持ってみていました。
いくつか要因があるとは思うのですが、前傾で腰が低く懐が深いため相手に懐に入り込ませず相手が十分バインドできないこと、大畑選手が抜かれたところなどを見ると往年のロムー選手のようにあたるときに相手がタックルポイントを決めてから少しずらすのがうまいこと、開幕試合で姿勢をくずしながらタックラーを弾き飛ばしていたところからはバランスが良く、最近でいうところの体幹が強いのではないかと思っておりました。
ああいうプレーを見るとあこがれますね。
ヘスケス選手
ヘスケスのプレーを見ていて、慶大時代の山田章を思い出しました。
また関学時代の有賀もそこまで体格がいいわけじゃないのにタックル受けても全然倒れなかった印象です。早大、NECの首藤も。
体幹、インナーマッスル、後はウエイトトレーニング以外で鍛えた筋力がポイントでしょうか。後はバランス感覚も大事なのかもしれないですね。
Re: No title
研究方、、、
Re: ヘスケス選手
今後も研究方、、、
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

最新トラックバック
カテゴリ
検索フォーム
QRコード
QR