2012. 02. 24  
やっぱり、基本的なことは普遍なので、何度も同じことを繰り返すことになるが、2年前に書いた記事を読んでも、なかなかうまく書いてあるので、ところどころ引用して、紹介して行こう。
一度読まれた方も、その際に、その話題に興味がない場合には、心に残らないこともあるので、再認識して貰う意味で読んで下さい。

最近は、大学生プレーヤーでも「なぜまっすぐに走らないといけないんですか?」と聞く。そこで、こんな説明をすれば如何?

まっすぐに走る」とは、「ゴールラインに直角に、タッチラインに平行に走る」ことで、その利点は、

ゴールラインに直角という事は、ゴールに対し最短距離であるということ
直角に走れば、ラインに平行の180度、変化出来るが、斜めに走ると変化の度合いが縮小する、例えば45度斜めに走ると、最大立て直してもゴールに直角までにしか変化出来ない
まっすぐに走れば第一次ディフェンスのバッキングアップを止め、第二次ではディフェンスがずれにくくなる
ゴールにまっすぐに走れば、視野が広くなり、状況判断がしやすくなる、などである。

だから、この「まっすぐ走る」というのは、基本中の基本である。
しかるに、今のプレーヤーは、これが不得意である。その原因の一つは、ストレートランの練習をマーカーをおいてやる。ひどいのは、まっすぐを意識するために内側へマーカーを置いて走らせたりする。当然目線はマーカーにいき、マーカーを見て走る。しかしゲームではマーカーが置いてないので、ゴールに直角を意識出来ない
社交ダンスの初級者を思い浮かべよう。初級者は自分の足の
運びが気になって足元ばかりを見る。 上級者は背筋を延ばし
前を向いたまま踊る。
すなわち、ゲームでまっすぐ走れるようにするには、目線をあげて「ゴールラインやハーフ、22メートルラインなどに直角」「タッチラインに平行」を感じられるように、練習すべきではない
のか?
そしてカットインは少し斜めに走ってディフェンスをつり、まっすぐに立て直して勝負する。カットアウトは、まずまっすぐに走って、 ディフェンスをつり、真横に走ってずらせ、またまっすぐに走って勝負するのである。
これらを、自分の足元を見るのでなく、目線を前にしたままの
感覚で出来るようにしなければならないのであり、どう考えても、マーカーをおいて練習するのは「悪い癖のつく練習」ではないだろうか?

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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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