2012. 03. 02  
昨晩、シックスネーションズのウェールズイングランド戦を見ていると、WEL17-12ENGとリードされたENGが、 ノーサイド
直前に攻めたが、インゴールに入ってもグランディング出来な
かったため、同点に出来ず敗れた。そのシーンを見た人は、あの
ラストパスをしたプレーヤーが、「一瞬コース真っ直ぐに立て直していたら、、、」或いは「パスを受けたプレーヤーがゴール前5mから飛び込んでいたら、、、」トライになっていたというのが、おわかりであろうか?結局「真っ直ぐに走る」「トライに飛び込む」練習をしていたか、などという基本的なことが、勝敗を決めることになる、一例なのである。

さて話を戻して、、、私は、早稲田大学に入ってからラグビーを
はじめて、前日書いたような練習で「カットインカットアウトや、真っ直ぐ走る、コースを立て直す抜くずらす、次のプレーヤーと対面の間合い詰めるために横走りするなど、ありとあらゆるシチュエーションに合った走り方を、自分の意図したとおりに出来るようになった」のである。しかしながら、それと同じやり方で、今の若い人にやらせても、全員が全員出来ることは限らない、ということが分かったのである。
それは、現場でよく観察してみると、「えっ、外反母趾が居る」「身体が曲がっている」「蹲踞(ソンキョ)の姿勢がとれない?」「ジャンプ力が40~50センチ?」などなど、今の若者の身体、及び身体能力が大変なことになっているのがわかったのである。
故に、私が高校時代にバスケットをやっていて、 下半身を鍛えた上で、出来た練習方法も、今の人に適当かを考えておかないとダメで、すなわちラグビーのスキルを教える前に「もっと基礎的な身体、身体能力の整備が必要で、だからコンディショニングトレーナーが必要なんだ」と思い知らされたのである。
以後、トレーナーともよく話をし、確かにいろいろやらせなければならないことが一杯あることは認識したが、どうしても練習時間の効率的な使い方について、なんとかしないと、もったいないなと、考え続けたのである。

そして、トレーナーとコーチの両方にに説いてまわったのは、「コンディショニング練習とラグビー練習の融合」であり「プレーヤーが自分の身体、身体能力について、自分で感じられ、自分で考えて伸ばそうと出来る練習の創造」である。

「コンディショニング?フィジカル?練習(これが適切な表現かどうかは、適宜判断して下さい)とラグビー練習の融合」というのは、アップなどを担当するトレーナーと、ラグビーを教えるをコーチが、互いに連携をとらないと「時間的に非効率である」ということと
「それぞれが専門的にこういう練習をすべしとやっていても、それがお互いに悪い影響を及ぼす練習になる場合がある」という事で、「双方がよく理解し合って、融合した形でやればよいのでは?」と提案するものである。

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Re: No title
名無しさんへ、私はBK出身で、PRについては専門的なことは言えませんが、君が背が低いということなら、フッカーを狙うということも考えられます。以前フッカーのことについてやりとりしたことがあるので、まず、その記事を参考にして下さい。記事の日付けは、2010年12月31日、2011年1月4日、7日、19日です。そして、それを読んで、さらに何か聞きたいことがあれば、コメントして下さい。よろしく、、、
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Re: No title
前回のコメントに具体的な数値が書いてなかったので、もっと小さいかと思ったもので、、、また、常翔学園ならちゃんと教えて貰えると思うので、まず当該高校で教えられることをしっかり出来るようになって、その高校でレギュラーになることが、先決でしょう。君がどのポジションに向くかも、君の意志と君の練習内容を考えて、決めてもらえるのでは、、、
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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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