2012. 05. 07  
M君に「二つ目の問題について考えろ」と言ったところ、ちゃんと素晴らしい回答が返ってきた。「お主、できるなー」(

<M君の解答:コメント投稿とほぼ同時に、記事の更新が行われたので、
少しびっくりしました。また丁寧な回答を、ありがとうございます。 こうして胸で捕ること、手で捕ること、それぞれの原理・原則を羅列されると、確かに手で捕るほうがいいと、心から納得できました。横井さんの素晴らしいところは、様々なプレーにおける現象を常に原理・原則、そしてそこから導き出される答を、私たちに提示してくださることです。以前エディー・ジョーンズ監督について岩渕GMが、エディーさんの言葉はシンプルで受け取りやすい。でもそれは複雑な事柄を考えぬいた上でまとめてあるから、シンプルで分かりやすくなるのです、とコメントしていたのを、思い出しました。
さて、2つ目の問題について。確かにおっしゃられる通りで、実際試合になっても、このFWのプレーでのミスが非常に起こりやすく、ハーフと息を合わせるのが非常に難しいプレーでもあります。
では、その代用案について、私が考えたのは、ハンドリングの得意なBKを絡めること。すなわちBKのすぐ横にFWを並べて、BKから近いプレーで、ゲインをはかるプレーです。これならばトップスピードで走りつつ、ボールを確実にFWは捕球できる(はず)ではないでしょうか?>

「イヤー、大正解」です。さすが、ブログをよく読んで貰っていることが、うかがえますね。
すなわち、以前のブログ記事で「突破」を考える際のヒントなどを書いているとおり、「ミスなく力強く、現代の横一線のディフェンスの壁を破る」には、
アタック側は「パスの数を少なくして、各人が得意なプレーができるように役割を分担して、チームとして出来る確率高いムーブで、戦術を組み立てろ」ということなのである。
故に、ボールを横に展開するには、それに長けたBK(特に、ハーフ団と
CTB)がその役割を分担し、それも最も効率よくフラットに動かし、その後ろにFW立体的に配して、BKから「ガットリップリップターン」中心に
つなげば、良いのではないか、ということである。

しかし多くのチームは、例えばディフェンスが横一線4人に居るところへ、同じように横一線の4人で攻めようとしているのを見かける。もしアタック側が「縦に4人並んで」攻めたらどうだろう?ここまで極端にしなくても、「4人が前に
BK2人、後ろにFW2人のダブルラインにすれば、確実で強い攻めができるはずである」ということなのである。要するにAT側が、どこで勝負をするかを決められ、そこにサポートを集中出来るのに、それをやらないのは、いかにも非効率ではなかろうか。

この辺の考え方については、ブログ開設の最初の方に書いてある。(下記参照方
2010.7.17「サポートのヒント」
2010.7.20「どちらがディフェンスやり易いか?」
2010,7.29「ファーストフェイズで何を考える」

なお、この問題について、長文のコメントをしてくれた「かわむら」氏のコメントが届いており直接読めるので、ブログには載せていないが、興味のある方は、参考にしてください。

また、三つ目の問題については、明日にしよう、、、

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Re: BYB近況
吉田さんへ、了解です。但し、アドバイスは秋口と言わず、なるべく早くやった方が良いと思いますよ、検討方、、、
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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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