2012. 05. 24  
私の推奨策の「ゲームシチュエーション練習」は、以下のように考えてやってもらえば如何?

M君のチームの「人数、年間の練習時間、およびやらなければならない
チームの練習アイテムの多さ」などを勘案すると、「キックの攻防」に対する
ポジショニング役割分担、実際に必要なスキルの練習」は、まさに大変というほど多種多様なものがあり、さらに厄介なことは、それら状況に対してチームとしての考え方を明確にし、それらを全部員が理解して覚え、その
状況に的確な選択肢をすべての部員が選べなければならないという命題
クリアする必要がある。

以上のことを考えれば、いまM君のチームが行っているやり方は、少々は
ゲームシチュエーションの形になっているが、本当に自チームがチームとしてやるべきムーブを、部員に落とし込む練習として考えた場合、もったいない
ように思われます。

そこで、お勧めしたいのが、アップの時から(アップにあった50~70%のスピードでやり始め、徐々に自分のできる範囲でやっていく)「15人のAメンバー」だけで1チームをつくり、残りの者でBチーム(人数が足りなければ、必要なところだけに配する)をつくって、キック中心の「キックゲーム」を行う。
そして、まずAチームが「地域」を前提として、自チームとして決まっている
攻撃パターンのキック」をし、追う者がそれを追う、それに対してBチームがディフェンスをして、第3次くらいまでADする。そして、この次はBチームが、「予想される敵チームがやってくるキック攻撃」を真似て行い、Aチームがチームとして決めている形でディフェンスし、第3次くらいまでADする。
このやり方で、実際に対戦した時に必要な対応を、まだ「」がしっかり働き、自分の動きを考えられる間に、自分の役割覚えこめるように訓練すれば如何?

こう書いていたら、M君からコメントが入ってきた。
<M君:横井さん、さっそく取り上げてくださりありがとうございます。 私の回答ですが、正直なところあまりイメージが浮かんでこないのが率直な回答です。 ゲームシチュエーションとなると、FWがスクラムを組んだ状態で、BKは普段通りのラインに並び、蹴りあいを行う、というほぼ実戦に近いものしか思い浮かびません。 しかし、これは私たちの都合なのですが、私たちは普段
サッカー部と同じグランドで練習しているため、グランドが半分しか使えない状態でキックダッシュを行っています。半分しか無い状況で、実戦形式となるとどうしてもスペースが足りなくなってきてしまうのが現状です。 やはり、前述のように実戦形式と同じで、FW、BKが試合と同じ位置について行う方法しか無いのでしょうか?>

さて、彼の疑問にどう答えるか?また、チーム幹部の「FWもキャッチの練習が必要」についてはどうする?それは、また明日、、、
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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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