2012. 06. 19  
昨日の記事に対し、「変なコメント」が入っていた。
<変なコメント:ジャパンでも出来た?出来て当たり前のスキルだし、日本でTOPチームがこんなの出来ただけで、何を言ってるんですか?

どこのどなたか、ラグビーに対して、どのくらい関わっておられるのか、またどのくらいの見識をお持ちなのか、判らないないために、的確な答えができないので、この人に回答するつもりはないのだが、、、他の人々が、誤解されても
イカンので、少しだけ説明しておくと、先日のジャパンができた「外ループ」は、私の基準(私がCTBの場合は、SОからフラットにもらって、そこから更に前に出てSОに外側の真横で渡すので、その時点でSOは完全に抜け、敵のバッキングアップも振り切っている)からすれば、まだまだ「進化されつくしたものではない」が、けなしてばかりではイカンので、私の基準の6~7割でも出来れば、良しとして褒めよう」と意識転換して、褒めているのである。

すなわち今後「ジャパンの基準」としても、ジャパンがこういうことをやることが分かっていて、なおかつ、ワールドカップのベスト8以上のチームとやっても、
通用するまでに「進化させる必要がある」のは確かである。
しかし、外人がやる・自分で抜きに行って捕まってから味方を探す「結果論オフロード」じゃなく、初めからチームとして「接点ぎりぎりでつなぐ」ことを意図して、前に出てやっていること、また従来のループショートよりは外側で、前に出てやれていることからして、今後進化させられる可能性があると考えられ、その可能性を見て、褒めているのである。

たとえば、1960~70年代のジャパンが「カンペイ」でオブストラクションをとられるようになったのに対応して、「前通し」をするようにまで進化させ、当時の世界最強豪国に対してもトライをあげ続けた「カンペイ」と、現代ラグビーの「裏通し」とは、似て非なるものであるというような例であれば、理解できるのだろうか?(あるいは、この説明の方が、理解し難いのか?)

まあ、見たことがないものを、見たことのない人に説明するのは、難しいものである。(食べたことのないものを、食べたことのない人に説明するのが難しいのと同様に、現代の若いラグビープレーヤーに教えたことがない人に、
ラグビーを教える難しさを説明するのも、シンドイものである)

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Comment
多分あなたのブログが気に入らない人はあなたがどのカテゴリーのチームに対しても上から目線で物を言うのが気に入らないのでは?
No title
元日本代表の主将。御歳71歳。

ラグビーに関することならば、
たいがいの人に上から目線でモノを言っても構わない人ですが・・・
No title
横井さんは過去の実績にこだわった指摘をされているわけではなく、ラグビーの世界でありがちな、苦しい練習や理不尽な練習を推進するだけの指導者ではなく、現在の、現場の日本における事例を考えてなぜ必要なのかを説いていただいているので非常に参考になります。理論も単なる過去からの受け売りではなく、理詰めで納得できるものだと思います。海外のそのまま取り入れには無理がある場合も多いですが、そうではない日本人の特性を考えた理論は傾聴に値する内容だと思います。できるだけ具体的に質問させていただき、問題解決のご支援をいただけるように精進したいです
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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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