2012. 09. 07  
今回のアドバイス行脚で、一番嬉しかったのは、若き、有能なFW指導者に出会ったことである。彼らは、 FW第一列と第二、三列の指導をする二人で、ある社会人チームのコーチをしていて、たまたま、 私がアドバイスしている
「ある大学」の「一時的な指導」をしてくれていたのだが、たとえば、彼らが
「スクラム」を指導するところを見ていると「スクラムを組むのに必要な身体の鍛え方」「基本姿勢のつくり方」「スクラムの成り立ちを身体に感じさせる教え方」そして必要であれば、自分自身の身体を張った「具体的な身体の使い方」など、プレーヤーのレベルに合わした熱血指導で、プレーヤーがみるみる理解し、うまくなって行くのをみて、本当に現場に戻って12年、こんな素晴らしい指導者が居たかと、驚いたのである。
聞けば、大学卒業後ニュージーランドにもコーチ留学し、 勉強したそうだが、いままで私が揶揄していた「形だけ真似る、上滑りのコーチング」じゃなくて、
「その指導法の本質を良く理解し、さらに日本人へはどう教えればよいか」を考えているところが、私には感じられ、「感動」すら覚えたのである。また、
彼らは、私のブログも読んでいてくれていて、趣旨に賛同してくれていたとのことであった。
唯一私が不得手であった「FWセットプレー、モールなどの指導」に関して、彼らと一緒に組んで教えることが出来れば、さらに素晴らしいアドバイスが出来るのではと、感じられたのであった。

また、もうひとつ嬉しかったのは、ある高校にアドバイスしていた時のこと、もう3日目で、少々疲れ気味になっていた時、静岡S高の教え子が現れたことである。(彼は卒業後、W大学の同好会ラグビー部に入って、その高校のOBと出合い、今回私が指導することを聞いて駆けつけてくれたらしい)
そこで、私はこれ幸いと、彼に「いろいろなムーブの見本」をさせて、高校生にわかりやすく、細かく教えることが出来たのである。そして、その高校に、
今後は彼にコーチを依頼すればと、推薦したものであった。

このように、「日本オリジナルラグビーの創造運動」も、だいぶん輪が広がってきて、また若い優秀な指導者が出てきたことが、本当に嬉しく、「12年の苦労も吹っ飛ぶ」素晴らしい行脚のひとときであったのである。  
今後とも、皆さん方のご支援を、お願い致します。
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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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