2010. 10. 04  
イヤー皆さん、大変な朗報ですよー。
以前から、ラグビーは草の上でやるスポーツで、その環境を確保出来なければ、他のスポーツをした方がよいとも、力説していた私。

だが現実には、人口芝のグランドでも、億単位のお金がかかり、数年前に京都大の宇治のグランドを、OB達がお金を出し合ってその「10分の1」の1000万単位の費用で「天然芝」のグランドを造ったと聞いて、「これはよい」と、いろんなところで、紹介していた。

そして昨日、大阪の日新高校に帯同して、三重県の朝明高校に行ったが、この「朝明高校」にも素晴らしい天然芝のグランドが、昨年出来ており、少し前に「京大の芝と同じか」と聞くと「そうです」と聞いていたので、やはり1000万単位かと思っていたが、今回、念の為もう一度「どれくらいかかったの?」と聞いたところ、「なんと100万円単位」だというのである。
そこで「こりゃ朗報と思って」よく聞いてみると、以下のようなことであったのである。

確かに「芝」そのものは、「鳥取の京大研究所?で開発された廉価なタフトン芝」と同じであるが、そのつくり方が、例の「40~50㎝?くらいの芝」を運びこんで、敷き詰めて行く方法じゃなく(これではその運搬費と敷き詰める労賃で、1000万単位の費用がかかる)「芝の苗」そのものを、昨年6月に「朝明の生徒と先生が、自分達で植えていき、労賃ゼロ、即ち「苗の代金とその運搬費の数十万円」で、3ケ月後の9月に、「縦120m、横85mの芝のグランドが出来たというのである。
そして冬に、その「夏芝」の上に、今度は「冬芝」の種を撒き、完成させたというのである。ということで、「1年間の総費用が百万円ちょっとというのである」(正確には、朝明の斎藤先生に確認方、なお、このことを「私のブログで紹介するよ」との許可も貰っているので、本当に興味ある人は、先生に直接、問い合わせ下さい)

朝明高校では、体育の授業や他のスポーツも、当然そこを使うし、「運動会」もその上で、「全員はだし」で行うそうであり、芝の手入れも全員で行うそうである。

ただ、問題なのは、その3ケ月「養生期間」が必要なわけで、朝明は、もともとラグビーグランドを2面以上取れるグランドの広さがあった為、その間は、土のグランドを使えて支障はなかったが、グランドが狭いところでは、まず半分だけつくるとか、もっと小さい部分だけでやって行くなどの方法が必要であろうし、ラグビーだけでなく、学校全体としてどうするか、考えなければならないことになるのは、当然である。

しかしである、逆に部分的な、たとえば「50m四方の芝の広場」なんていうのは、考えればそれこそ「数十万円」で出来るということである。私が主張している「ラグビースクールは、草の上でやるべきだ」というのは、これで大いに「実現可能である」ということではないのか?

本当に皆さん、こういう「芝の広場の造成」に、力をあわせようではありませんか?

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芝生化を進めるNPOから連絡あり
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ぜひ進めましょう!
日本サッカー協会も勧めている芝生化手法です。
私は、この方法で芝生化を進めるNPOの事務局をやっており、ラグビーこそ芝生が必要と考え、校庭や公園・グラウンドの芝生化をPRしています。
私自身、昔ラグビーをやっており、現在は小学生の子どもがプレーしていますが、固いグラウンドしかなくて、ラグビーの楽しさを教えるすべが限られてしまいます。
この手法にも長所短所がありますが、それをわかった上で進めたいと考えています。横井様に応援していただければ百人力です!
ブログもご覧ください。
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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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