2012. 09. 26  
ソニー・ビルの素晴らしい三つ目のプレーは、なんと懐かしい「ラインアウトのオーバースロー1CTBが走りこんで、直接捕ってトライした」ことである。

このプレーは、40数年前にラインアウトで「10メートル下がるルール」ができた時に、世界初めてやり出したプレーで、当然1960~70年代ジャパン遠征時に、世界披露したプレーである。先日書いた「ニュージーランドが、日本から学んだ、、、」というものの一つであり、40年ぶりに、それもオールブラックスの選手が受け継いでくれていたのを見れたのは、本当に大感激であった。

だから、これは当然「真似すべきもの」である。但し、これも、そうたやすいものではない。まず、ラインアウトスローワーの正確なオーバースローができなくてはいけない。(余談だが、このことについては、先日菅平でラグビー雑誌がいっぱいあったので読んでいたら、エディ・ジョーンズが「昔の日本のスローワーは30m正確に投げたのに、、、」と、昨今の不正確を嘆いていた記事を読んだ覚えがある、彼はその頃のことを知っているのだと、、、)

そして、その投げるタイミングに合わせて、 10メートルを走りきる1CTB
ダッシュ力」、「キャッチング能力」、その上に「スローワーとの連携力」、
さらに捕球後に敵のディフェンスを振り切って「トライできるスキル」が必要となる。まず一番の問題は、この「ダッシュ力」をつけることのように思われるが、いまの鈍な日本人若者に出来るか?(

これも「練習」あるのみだが、100mが12秒台(100mは遅くても、10m練習すれば早くなる)の私が出来たのだから、日本人DNAを呼び覚ませば出来るはずであって、日本人の中から、 挑戦する人が出てきてほしいものである。



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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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