2012. 10. 15  
先週に書くつもりであった「心に響いた言葉」のいろいろ、指導の現場での参考にもなるので、書いていこう。

まずは、「お前が考える7割で良しとして、ほめてやれ
これは、今は先鋭的なベンチャービジネスで、社員をまとめて業績をあげている若い経営者が、大学アイスホッケー部で、監督から言われ、その後大学の部活動でも、また、社会に出てからも実践し、うまく組織のモチベーションをあげることが出来たというである。

というのは、最初は、部活でキャップテンとして先頭に立って頑張っていたが、ふり返ってみると、体力の弱い部員達は誰もついて来ない、そこで苛立って厳しく叱ると、部の雰囲気はますます悪くなってしまい、まったく成果が出なかった。その時、監督が諭したのが、上記の「言葉」、初めは嫌々ながら、このくらいで良いかというところを探して、褒めている内に、褒められた部員が頑張りだし、リーグ優勝を果たしたというのである。

私も、12年前現場に戻った時は、なんと下手なんだろうと、プレーヤーに
ダメだし」ばっかりしていたが、ある時プレーヤーが言った「横井さん、私の悪いところばっかり指摘するけど、私の良かったところも、見てもらっていますか?」と、、、

そこで、私はハッとなって、そうなんだ、彼らは褒めてほしいのだと気がついたのである。以後、ちょっとでもよいところがあれば、声をかけるようにした。「おぉ、前へ出た素晴らしいディフェンスやったなー、だけど、あとバインドをしっかりしたら、もっと良くなるでー」

すなわち、先に褒めてから、直すべき点付け加えるようにしたのである。すると、ゲームが終わると「今日のはどうでした?」と聞いてくるようになった。「いちいちお前ばかり見てるか?」と言いたいところを飲み込み、何かを探して褒めざる得なくなり、それが、最近の若いプレーヤーに対しての、声をかける時の「鉄則」になったのである。




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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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