2012. 11. 01  
さて、吉田選手の話に戻って、彼女がロンドンオリンピックで勝った大きな要因は、勝負の時への「気持ち持っていき方」ではなかろうか?

すなわち、オリンピック前に研究、対策されて敗れた際は「もう勝てないのではないか」と落ち込んだ。しかし、29歳の身体に鞭打って、厳しい練習
身体を鍛え直し、敵の戦い方に対応した戦略、戦術を実践していけるように進化していく内に、彼女の心の中には、「こうしてちゃんと準備したのだから、、、」また「あんな厳しい練習で、鍛え直したんだから、、、」との「思い」が「身体を実際に動かすイメージ」につながり、さらに初戦から勝ち進んでいく内に、「よし、これで戦えるという自信」に変わっていったと思われる。

要するに、スポーツは、「自分がやったことを信用できれば、身体はそのように動く」、まさに、「心と体連動するのであり、逆にいえば、勝つためには連動させねばならない」ということではなかろうか?

しかし最近のラグビー現場での、若いプレーヤーは「こうやればどう?」と推奨しても、それを実際やりもしないで、あるいは「実際身体を使って実感する」までやり込まないで、途中でこれは自分には合わないと自己判断してやめてしまい、「あれっ、もうあれはやらないの?」ときくと、「あぁやれば、
本当に勝てるんですか?」ときく人を見かける。
すなわち、自分に新しいことについては、それができるのかどうかは「他人任せ?」私から見れば「戦うのは誰や?」と、 言いたくなるようなことがあり、そうかといって、映像で見られる外国のプレーについては「付け焼刃で真似」をして失敗しては落ち込み、「その気分」が災いして、普段の実力も出ない、などの傾向がみられるのではなかろうか。

そして、こういう内実を知らずに、外から見ている人、あるいは観衆は、なぜ出来ないのか?なぜ勝てないのか?が理解できない、という図式ではなかろうか?

指導者の皆さん、「プレーヤー一人一人の心の動き」にまで思いを馳せなければいけないという、大変「手間のかかる状況」であると思われます。本当に今のプレーヤーを指導するのは並大抵ではないでしょうが、だからこそ挑戦してみる価値のあることではないでしょうか?そして、「達成したには感動が待っている」ということではないでしょうか。頑張って下さい。  



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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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