2012. 12. 19  
先日、東芝神鋼戦で、東芝が「敵ゴール前スクラムで、右へ攻めると見せかけた№8が、スクラムの反対側へ走りこもうとする右フランカーにパスをして、誰もいない左側トライをする」という、最近では珍しいトリックプレーを成功させた。また、すぐに多くのチームが真似をするだろうが、このように
自チームオリジナルなプレーをやるのは、大変結構なことであり、どんどん工夫をして、開発していってもらいたいものであり、これらが日本チームの特徴にもなってほしいものである。

但し、これも本来の「スクラムで優位」でなければ出来ないし、あくまでも、
「バリエーションの一つとして、駆け引き出来るものとして使えるもの」との
感覚が、必要ではなかろうか。

例えば、最近バックスの「裏とおし」が、外側へ展開するのにやり易いからといって重用され、本来「表と裏で駆け引きすべきもの」が、裏一辺倒でやっているように見かけられ、あげくは「オブストラクションの反則にもなっている」のは、本末転倒のように思えるのは、私だけだろうか?

なにはともあれ、こういうトリックプレーを考える時は、「本来のスタンダードなプレーがきっちりできるようになってから、付け加えていくものであるということ」、また、「一か八かのプレーを、出来れば使わなくても、勝てるように考えること」を、忘れてはならないのではないか。

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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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