2013. 01. 02  
さて全国高校ラグビー大会、毎年元旦はベスト8を決めるゲームが展開されるが、今年も大接戦が相ついだ。

その中でも、今年4連覇を狙う「東福岡」と対戦したのが、私がアドバイスする「尾道」。組み合わせの決まるまえから、高校ジャパンを多く擁する東福岡を仮想敵として練習してきて、練習通りの前へ出る激しいタックルで防ぎまくって、トライ、ゴールの14点に抑える一方、尾道はモールなどでトライ、しかしプレースキッカーを前半のケガで欠いていた為に、ゴールが入らずの15点で、15-14とリードして、前半を折り返した。
さらに後半も、東福岡に点を与えず、逆に22分に尾道がバックスの接近戦で、ほぼ中央にトライ、このゴールが決まれば点差というところでも、ゴールを決められず、20-14点差。結局、この点差が逆に、東福岡の反撃に油を注ぐがごとくの猛攻を生み、ロスタイム分を含む10分を必死に防いでいたが、最後ワンプレーにトライされ、ゴールも決められて20-21大逆転尾道は、ほぼ網の中にしていた大魚、逸したのである。

勝負というのは、非情なもの、このブログでもずっと言い続けてきた「勝ちきることの難しさ」を、また味わう結果となった尾道は、この経験を「価値のある負け」にするため、今後も精進して、また花園に帰ってきて欲しいものである。

ということで、アドバイスした花園出場13チームのうち、ベストに残ったのは、神奈川桐蔭を「粘りのディフェンスとつなぎまくるアタック」で、27-17と、見事に破った「御所実」のみとなったが、 それぞれのチームは、それなりに、 素晴らしいゲームを展開してくれた。なお御所実の準々決勝の相手は、 シードである「秋田工」と、引続き厳しい戦いとなるが、必ず快勝してくれるものと信じている。

また、ほかの準々決勝の組み合わせも抽選の結果、国学院久我山―石見智翠館、東福岡―茗渓、常翔―伏見工となった。それぞれの熱戦を期待しよう。      



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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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