2013. 01. 04  
高校ラグビーは、負ければ終わりのトーナメント戦、ゆえにシード校でも優勝するまでには、一日おきのゲームを5回勝ち続けなければならない、熾烈な戦いが演じられる過酷な大会。そのため「それぞれのチームの特色実力を、どのように発揮させ、勝ちきるか」が観戦できる、いまでは一番面白いラグビーではないかと思われ、それも毎年準々決勝は、両軍死力を尽くしての熱戦が、繰り広げられる。

まず、第一試合の国学院久我山-石見智翠館は、久我山が都会チームらしく、ゲームの入りからテンポよくゲームをつくり、前半19-0で折り返し、後半初め智翠館に、トライの反撃をされるも、16分見事なグラバーキックでのトライなどでリードを守り、久我山29-12智翠館で快勝、久我山13年ぶりのベスト

第二試合の東福岡茗渓東福岡は前の尾道との接戦の轍を踏むまいと、前半から飛ばし24-5で折り返す。しかしこれでフィットネスを使ったか、後半、 果敢にボールを動かす茗渓ディフェンス甘くなってしまい、21分までに、なんと連続トライされて、東福岡24―24茗渓の同点に追いつかれた。しかし、そのままではトライ数で劣る東福岡が、再逆転を狙ったが、
28分、逆に茗渓にトライ、ゴールされての点差となり、万事休す、東福岡の連覇が消え、茗渓23年ぶりのベスト

第三試合の常翔伏見工、近畿勢同士でよく知った仲、少し前の練習試合で大勝していた常翔が「受けて」たち、双方ジュニアジャパンの切り札の活躍による取りつ取られつのシーソーゲームとなった。前半は、双方トライの12-12同点、その後の後半逆転また逆転後半22分に伏見キックパスでトライ、常翔24―26伏見とするも、終了間際に反則で、常翔PGを決められ、常翔27―26伏見の1点差で、勝負あり。

第四試合の御所実秋田工シードの秋田には、個々の走力などで劣る御所が、よく組織化された攻守で、冷静に自チームの持ち味発揮した。すなわち、前半は両チームモールでトライの7-7。後半に入っても御所組織は崩れず、12縦の突破から横へ動かしトライ、12-728分には執拗なモール攻撃でトライ、御所17-7秋田とリード、秋田最後の猛反撃1トライ抑え17-12で快勝。「個々に劣るチームが、 組織勝つ」を、にかいたような完勝。但し「プレースキックだけはひどすぎるぞ、練習しろ」とハッパをかけておいた。(

なお、試合後の抽選で、日の準決勝の組み合わせは、国学院久我山常翔御所実茗渓となった。




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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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