2013. 01. 05  
準々決勝は、各チームとも接戦を演じていたのに、日の準決勝については、常翔57-0国学院久我山、御所実48-17茗渓と、実力差以上の大差がついた。
特に第2試合は、ペナルティが御所、茗渓とクリーンで、またハンドリングエラーが御所、茗渓と比較的少なくて、素晴らしいゲームが展開された。この数字からは、そんな点差があったとは、 なかなか考えられないところだが、ここが高校ラグビーのコワイところである。すなわち、

ゲームの入り方の間違いで、どう転ぶかわからない
敵ゴール前まで攻めていながら、攻めきれずにターンオーバーされ、そこから一挙に逆襲されてトライされる:私が言う『14点の差』の状況が多い 
意図のない苦し紛れのキックでは、カウンター攻撃を受け、イレギュラーなディフェンスとなって、破られやすい
メンタル面で崩れると、ゲームマネージメント面での立て直しが効かない
リードされて、時間が無くなってくると、さらに無理攻めして墓穴を掘り、
よけいに点差が広がる

などのわけで、このようなことになるのである。高校の30分ハーフは、あっという間に終わる。だからこそ、私が何度も言っているように、「最初から意図をもって、 どのようにゲームを創るか」が、 さらに重要であるということが、
おわかり頂けたろうか?

さて、日の決勝戦対照的な持ち味のチームで、本当に面白いゲームが期待できると思うが、少なくても「双方とも緊張して、ミスが多くなり、どちらが自滅するか」というようなゲームだけにはならないよう、両チーム全力を尽くして、素晴らしいゲームを展開してほしいものである。



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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で
17キャップ(キャップ対象が少なかった)

1968年オールブラックス・ジュニアに勝利

1970年以降5シーズン代表主将(歴代最長)

1973年英仏遠征、日本ラグビー初の海外
テストマッチ、世界最強のウェールズと対戦
上の写真は、その時の幻のトライ

2000年現場へ戻り、100数チームを指導

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