2013. 02. 12  
さて、私は大阪生まれの関西人、故に非合理非効率が大嫌い。現場復帰した当初も、「ディフェンス、なぜ前へ出て、 追い込まないの」 「アタックも、
なぜ前に出て、連携しないの」と、13年前には日本ラグビーの現場で常識となっていた「待ちディフェンス、ワイドアタック」(但し、私にとっては非効率、非常識で、何やっとんねんと思うもの)と全く違ったことを、推奨しても、当時の若いプレーヤーは、なかなかやろうとしてくれなかった
そこで考え出したのが「こっちの方が得やと思わせる・損得に訴えるやり方」

すなわち、ラグビーでよく使う「数の論理」を活用するやり方。
ディフェンスの練習をする時は、DF側を増やす、たとえば、アタック側を
BK2人に対し、DF側をその対面2人にプラスしてバッキングアップの
FW2人、計4人でターンオーバーしろとやらせば、自然にDF側回るプレーヤーが多くなる。
このようにして、さらに「敵との人数の違いを常にチェックするという癖をつける」また、「第一次のDFで前にに出て止めれば、第二次以降はDF側のオンサイド人員が多くなって、この2人4人のシチュエーションになると説けば、前に出る意味を理解させられる」と、考えられるのではなかろうか。
そして、DFが少々苦手だった者でも、DF側に来たがってやるわけだから、自然に苦手意識も無くなり、「これええやん」となってくる。

ラグビーでは、練習していないことは、ゲームで出来ないもの、「経験」こそ財産。それも、痛い怖いを克服した上で自分の力を100%以上使うことに挑戦する意図を持ってやり、結果を判断できて、さらに修正できた「経験」こそが、もっとも強力な「体験」であり、それが自信となるのではなかろうか。
そして、プレーヤー自身が「ある程度自信が出来て(体と心ができる?)、なおかつ自分で考えることに慣れてくれば(もできる?)加速度的にラグビーへの理解、自分がやらねばならないことに目覚め、自分で時間をつくって、自分で鍛えられるようになる」というところまで、導いてあげたいものではなかろうか。



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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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