2013. 02. 13  
このテーマについても、なんと16回目にもなって来ました。これを読んだ方々の中でも、「何をわかりきったことを書いているんだ」「そんなことは、今の若いプレーヤーだってわかっていて、やってる話だろう。身体も、そう出来る筈だろう」「横井の言うことは、昔はそうだったけど、現代ラグビーでは古い考え方だよ」とか、いろいろ思っておられるもあると思います。
そんな時、それらの人々に、より理解を深めて貰うのに関連する、ちょうど
よいコメントが入ってきたので引用してみましょう。今回、お名前がなかった(こちらで「元ラガー」と命名)のですが、ラグビー経歴が書かれていたので、また、内容が今後の話を進める上で、重要なことだと判断したので、取り上げさせてもらいました。

<元ラガーさん:初めまして、いつもなるほどと思いながらブログを拝見させて頂いてます。15年ほど前まで、ラグビーをやっていた者です。(中学、高校の6年間)私の母校のラグビー部では当時、前に出て1人1殺のディフェンスが、当たり前に指導されていました。もちろん、その為に激しいコンタクトでも壊れない様な体つくりにも、非常に時間を割き、1試合を通して走りきれるような体力強化にも、力を入れていました。 いつもブログで鍛え方に関しての文章を拝見していて、私なりに前に出るディフェンスに関してのメリット・デメリットをまとめてみましたので、ご一読頂ければと思います。 ちなみに、これらは当時チームでこういう習い方をした、という記録のようなものです。
もちろんエリアによっては、単純に前に出るだけではありませんでしたが、、、
メリット
・前に出た方が単純に見なければいけないスペース(左右)が少なくて済む
・しっかりと止められた場合にディフェンスゲイン出来る
・しっかりと止められた場合にFWがラック・モールへの参加が容易(下がってから参加しなくて済む)
・1試合を通して前に出るディフェンスが出来ると相手の体力を奪える
・1試合を通して前に出るディフェンスが出来るとやられた側は脅威に思う
・味方を鼓舞出来る(うちのチームはディフェンスでもゲイン出来るという気になれる)
デメリット
・前に出る分、敵との接近が早いのでワンフェイントで抜かれるリスクが大きい(味方同士のタイミングがずれるとギャップが出来易い)
・BKの後ろ3人との連携がずれるとキックスペースが出来てしまう
・待って止めた場合に比べて激しいコンタクトを要求される
・何度も前に出て下がってを繰り返すので非常に体力が要求される
・フォローディフェンスが見るスペースが増える
というものです。

このコメントに関する感想は、また後日述べますが、そのことを、より理解していただくためには、先日行われた「パナソニック-帝京大」前半の後半に途中出場して大活躍した帝京大19番坂手選手(京都成章高より帝京大に入った1年生)のディフェンスを見ておいてもらうと、結構なんですが、、、


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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