2013. 02. 19  
コメントされた本人の補足が届いたので、念のため、、、

<元ラガーさん:まさかコメントを取り上げて頂けるとは思わなかったので、非常に簡潔に書きましたが、デメリットに関して補足をさせて下さい。
当時の私のチームでは、ミーティングでディフェンスを考える際(うちのディフェンスは、前に出るのが基本だから、慣れるまでは、こういう事があるぞと言った程度)に 、メリットとデメリットを理解して、練習に臨めという教えがあったので 、あのような書き方をさせて頂いただけです。
最初のうちは、デメリットがデメリットなのですが、その内に前に出るのをサボらなければ、そんな事はないんだなと、思うようになりました。
もちろん練習でデメリットを埋める考え方、及び体の使い方をひたすらやりましたし、最終的には、その中でデメリットを埋められる方法を体感出来るようになりましたので、今回はそれを見て頂ければと思います。
デメリット
・前に出る分、敵との接近が早いので、ワンフェイントで抜かれるリスクが大きい(味方同士のタイミングがずれるとギャップが出来易い)
→最初はひたすらトップダッシュで相手目掛けて行くしかないので、この様な現象が多々おこるが、その内自分の間合いを掴めるので、相手との距離がこの辺まで詰まったらトップダッシュをやめて、完全にタックルに行ける間合いになったら、再度トップダッシュに戻して、しっかりタックルに入る事が出来る様になる。チームメートの間合いも分かる様になるので、陣形を考えながら前に出るディフェンスが出来る様になる。
・BKの後ろ3人との連携がずれるとキックスペースが出来てしまう
→何度も何度も前に出るディフェンスをやっていると、相手にキックされない連携を覚えられる。どうしても無理だなと思った場合は、後ろ3人が気付くので、カウンターアタックをすぐに仕掛けられる様になる。(心構えがすでに出来ている)カウンターアタックの練習も、数多くする様になる。
・待って止めた場合に比べて、激しいコンタクトを要求される
→前述の通り、間合いを掴めた後は自分のタイミングでタックルに入れるので、そこまで激しいコンタクトに感じない。
・何度も前に出て下がってを繰り返すので、非常に体力が要求される
→もちろん待って止めるよりディフェンスゲイン出来る事が多いが、ゲイン出来ない事もある。止められれば「下がって」はなくなるが、やはり止められない事も多々あるので、この点に関しては体力は必要かと。ただ、失敗した時の事ばかり考えても仕方ないので、基本的にはそうなってもいいだけの体力を付けて試合に望むしかない。
・フォローディフェンスが見るスペースが増える
→基本はフォローなので、危機管理として見る範囲は広く設定しているだけ、もちろん前で止めれば即座に密集地帯に参加出来るので、メリットにも成り得る。
こんな感じです。ただ、当時はそれが「当たり前だった」ので、他のチームはどうやってるのかなど、参考にする材料が多かった気がします。
メリットだけ挙げても仕方ないかなと思ったので、デメリットも挙げましたが、
私としても、ほぼデメリットはないのではないかと思っていますので、補足させて頂きました

やはり「デメリットはメリット変えられる」と私が書いたようなことを、すでに当時実践した時に、感じていたということのようです。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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