2013. 02. 20  
間があいてしまったが、シックスネーションズの第2週の戦いの感想を述べてみよう。私が、見てほしいのは、国代表レベルのゲームで、「勝ちに行く
ために、どのようにゲームを創っていくのか」というところなのである。

前週に格上のフランスに勝って意気揚々のイタリアと、前週イングランドに負けたスコットランドは、ITA10―34SCOと意外に差がついてスコットランドが勝利。
横井感想:これは前週フランスに勝って過信したイタリアの無理攻めが敗因ではないか。特に、後半を70%のポゼッションを有して攻めながら、ラスト
パスをインターセプトされたり、接点でターンオーバーされたりして逆にトライをされる・私が言っている「14点差のトライ」を二度もやられて、万事休すではなかったか。やはり、トライを取れる地点から、トライを確実に取れる方法で取りに行くべきだろう。

前週ともに負けたフランスとウェールズは、ここで負ければ優勝はなくなると、双方必死の大接戦の末、FRA6-16WALと、僅差でウェールズが勝利した。
横井感想:このゲームは双方負けたくないので、必死のディフェンスゲーム、前半3-3、後半も途中までペナルティゴールだけの6-6と伯仲、結局勝敗を決めたのは、ウェールズの効率よく前へパスできる「キックパス」のトライ。私がパス攻撃の一つ前のステップとして、推奨している方法であった。

前週は、勝ったもの同士であったイングランドとアイルランドについては、
ENG16-6IREと、イングランドの勝利。
横井感想:これも、どうしても勝ちたいので、両軍とも堅実なゲーム運びで、結局両軍ノートライ。イングランドがドロップゴールを含むキック力で勝った。

しかし、私が不思議に思うのは「敵陣でペナルティをもらっても、ほとんどショットを狙うというところ」、そんなにトライをとる自信がないのだろうか。
たとえば、中央ポイントならスクラムを要求して、左右どちらでも攻められるアタック側優位を利用して、トライを取れるのではないだろうか。
また、ペナルティからのスリーフェイズでトライをとるサインプレーなど、いくらでも考えられるはずではないか。

さらに、不思議なのは、このように敵陣深く入っても、トライを取りに行く自信がない筈なのに、通常では自陣からパス攻撃何フェイズもかけてトライを取りに行こうとすること、これって矛盾していないのだろうか。


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Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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