2013. 03. 04  
「年をとると涙もろくなる」というのは本当で、頑張っている人のことを見たり聞いたりするだけで、涙が出てしまう。
東北震災も、まもなく年を迎えるが、昨夜もこんな話が映っていた。

石巻にあった「木の屋石巻水産」という缶詰工場が津波にあって全壊、当の工場で好評だったサバ缶など100万個の缶詰が石巻湾のヘドロに埋まってしまった。もう廃業するしかないかと、 途方に暮れていた工場の人々を元気づけたのが、なんとそのサバ缶の味に惚れ込み、それを使ったメニューをつくって提供し「サバ缶の町」として有名になっていた「東京の経堂の商店街」の皆さん、日頃の恩返しに「缶詰なら洗えば使えるのだから」と、行きは水や食料の義援品を運び、帰りは泥まみれの缶詰を持ち帰り、きれいに洗って
300円の義援金で差し上げます」と募ったというのである。

当初は経堂の人々だけのスタートで、この重油や海水が混じって異臭を放っていたヘドロは容易に落ちず、大変な作業だったが、この運動を聞きつけて多くの人々が賛同、延べ数千人のボランティアの協力もあり、その後なんと25万個の缶詰を再生、数千万円の義援金に達し、「木の屋石巻水産」は、つい最近復活したのだという。

このような話は、他にもたくさんあるだろうし、これからもまた多く報道されるものと思われるが、本当に「日本人は素晴らしい」。この他人の心情思いやり、何か出来ることはないかと必死に考え、それをすぐ実行に移すことができる。それも数千人数万人の単位で動くことができる。こんな国民
有する国がほかにあるだろうか?

私は「日本」を本当に誇りに思う。この国に生まれて本当に嬉しいと、また涙にくれる毎日であります。

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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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